通信制高校に落ちたらどうすればいいの? 2017.11.24
通信制高校への入学、編入、転入を検討中のみなさん。
行きたい通信制高校がみつかったとしても、「入試」という壁にぶつかっていませんか。
通信制高校でも全日制高校のように落ちたらどうしよう?落ちないためにはなにすればいいの?
今回はそういった疑問にお答えします!
通信制高校に落ちたらどうすれば?
先に伝えておきます、通信制高校は落ちることもあります。
通信制高校といえば、名前を書けば合格なんてことも耳にしたりしますが、実際はそんなことありません。入試・定員がある以上落ちてしまうこともあるのです。
通信制高校に落ちたからといって気に病むことはありません。また通信制高校の入試を怖がることもありません。
通信制高校は入学を随時受け付けている場合が多いので、もし落ちてしまったらほかの学校を受験すればいいだけなのです。
それでもやはり行きたい通信制高校に合格したいですよね?通信制高校の入試対策も紹介します!
通信制高校の入試について
通信制高校の入試は主に以下の3つからなります。
軽いと表記している通り、通信制高校受験には学力テストはほとんどありません。小中学校でいじめにあい不登校になっていしまった人、非行に走ってしまった人など授業にでられなかった方が数多く受験します。
また通信制高校には偏差値がありません。勉強が苦手だから通信制高校にも通えないなんて心配は必要ないのです。
面接対策
それでは通信制高校の入試で最も重視される面接の対策から紹介していきます。
面接が最も重視されるといっても何時間も面接されるわけではありません。長い学校で20分、短い学校で5分未満と平均的に10分程度です。一人ひとりの個別面接がほとんどですが、5人程度のグループ面接もあります。もしグループ面接に不安を覚える場合は、事前に電話で伝えておくと配慮してもらえます。
なにを聞かれるの?
面接では以下の質問を中心に聞かれることがほとんどです。これらについては事前に考えておくことをおすすめします。
また、自己紹介を求められることもあるので、前もって考えておきましょう。数ある通信制高校のなかでその学校を選んだ理由、志望動機はほぼ100%間違いなく聞かれます。わかりやすく答えられるようしっかり準備しておきましょう。
面接と聞くと少々身構えてしまいますが、落とすための面接ではなく、受け入れるための面接なのでどんと構えましょう。不安な場合は親や友人など身近な人に練習してもらうのが一番かもしれません。
服装、身だしなみは?
服装は中学校の制服でよいでしょう。中学校の制服がない場合は襟付きのシャツ、長ズボンもしくは丈が長めのスカートがよいでしょう。
また、椅子の座り方やノックの仕方など基本的な所作も身につけておくとよいでしょう。不安があれば、今通っている中学校に対策をしてもらいましょう。
態度
椅子の座り方やノックの仕方ももちろん、面接中の態度も重要になってきます。緊張しすぎてしまうと、本来の力を発揮できないので緊張しすぎないようリラックスを心がけましょう。
また面接で大事なのがアイコンタクトです。人と面と向かって話すのが苦手なかたも多いかもしれませんが、面接官の顔を見て話せるかどうかで印象はかなり変化します。
作文対策
作文で聞かれることは基本的に面接で聞かれることと変わりありません。
しかし注意が必要なのは面接作文の順番によって聞かれる内容が変わってくることです。もし作文が先であれば、面接では作文のことを深掘りされます。作文においても志望動機や中学校時代にがんばったことはテーマになることが多いので、500字くらいで書けるようにしておきましょう。
これやったら一発で落ちた!NG行動
通信制高校の入試は基本的に受け入れるためのものなので、落ちることはあまりないですが、中には一発で落とされるNG行動もあります。
素行が悪すぎる
素行が悪いにも差がありますが、法律に反するようなことをする人間だと思われた場合には落とされてしまいます。
素行の悪いことを繰り返していた過去があったとしても、その生活を改めようという意志があれば大丈夫です。
いじめっ子
通信制高校にはいじめにあって不登校になってしまった人も数多く在籍しています。通信制高校内でいじめが起きてしまうのは学校側としても避けたいことであるので、「この子はいじめを起こしそう」と判断された場合には落ちてしまう可能性が高くなります。
通信制高校に落ちたとしても大丈夫!
上記したような対策をしても落ちてしまうことだってあります。
しかし、気に病む必要はありません。
縁がなかっただけだ、と割り切ってすぐに次の行動にうつりましょう。
行動すること、行動できることが一番大切なのです!