健康に配慮してくれる通信制高校

何らかの病気にかかっているという理由で通学ができないという生徒さんもいます。

通信制高校は病気や障害などの理由で、毎日学校に登校できなくても安心して通うことができる学校です。

また健康上の理由で学校生活に支障がある生徒さんのために、健康診断や保健室の設備が充実している通信制高校もあります。

今回は健康に自信のない生徒さんでも安心して通う事ができる学校について解説していきたいと思います。

通信制高校では病気がちだったり障害のある生徒さんのために、保健室などが充実している学校が数多く存在しています。

学校に毎日登校するのが難しい生徒さんにも通いやすい学校を探す際には、以下のような特徴を持っている通信制高校を探すと良いでしょう。

・入学時に健康診断を行っている
・学校に生徒が休める保健室が備えてある
・カウンセラーや養護教諭など専門のスタッフが常駐している
・校内にAEDを設置している

また学校への登校自体が難しい場合は、動画での放送授業やスカイプなどで授業を行っている通信制高校も候補に入れておくと良いでしょう。

現在多くの通信制高校では生徒さんのために健康に色々な配慮を行っています。

勉強したいという意欲があれば学校側に相談することで、生徒さんに合った対応をしてもらうことができます。

入学時に学校で健康診断を行っている通信制高校もありますが、中には健康診断を行っていない学校もあります。

その場合は各自病院で健診を受けて診断書を学校に提出する必要があります。

健康診断の予約が必要な病院もあれば必要のない病院もありますので、まずは近くの病院に検査ができるかどうか確認してみましょう。

健康診断をしたいと言えばほとんどの検査を病院が行ってくれますが、診断書に記載されている項目をチェックし、学校指定の項目を伝えてそれ以外は不要と伝えれば大丈夫です。

病院では費用もかかるのでいくつか候補を絞って診断にかかるのも良いでしょう。

健康に自信のない生徒さんであれば登校するときも無理なく通える通信制高校の方が負担は少ないでしょう。

全日制高校では原則週5日登校する必要がありますが、通信制高校では毎日のように通学しなくても単位を取得することができます。

また通信制高校では最低74単位を3年以上かけて習得することが卒業の条件なので留年もありません。

通信制高校では自宅学習が主となっていますが、その代わりにスクーリングによる登校日が年に数回程度あります。

スクーリングに出席しないと単位を修得することができないので、やはり無理なく通うことができる学校を選ぶ方が良いでしょう。

どうしても生徒側が学校に登校することが難しい場合は、先生が生徒の自宅を訪問して授業を行ってくれる通信制高校もありますので探してみると良いでしょう。