通信制高校で赤点をとったらどうなるのでしょう。

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通信制高校は赤点をとっても大丈夫?

0点のテスト用紙

「テスト」の日が近づくと嫌な気持ちになりますよね。通信制高校でも全日制高校と同様に「テスト」というものがあります。

もしもテストで低い点数をとってしまった場合、全日制高校では補習や追試になることが多いですが、通信制高校ではどうなるのでしょうか。

ここでは通信制高校の試験についてや赤点をとったらどうなるのかについて説明してきます。

→通信制高校に通ってる人のあるある体験談!

通信制高校におけるテストとは

「試験に向けての勉強が苦手」「赤点をとったらどうしよう」とテストに対して不安を感じている方は非常に多いです。

どうしても苦手な科目やなぜか毎回ミスしてしまう問題は誰しもあると思います。何とかして悪い点数を取るのだけは避けたいと思いますし、仮に赤点をとってしまったらどうなるのかも気になるところです。

ですがそもそも通信制高校における「テスト」というものについて皆さんはどれくらいご存知ですか?

通信制高校を卒業するために必要なのは試験の点数だけではありませんよ。

赤点をとった後の話をする前に、まずは通信制高校における「テスト」や通信制高校を卒業するために必要なことについて解説していきます。

単位取得の条件

通信制高校で単位を取得するためにはスクーリングの出席日数を満たし、レポートの提出をきちんと行い、最終試験に合格する必要があります。

つまりテストだけで評価のすべてが決まるわけではありませんが単位を取得するために試験は避けては通れないのです。

もちろん最終的に必要な単位数が達していないと卒業もできませんので、単位を取るための試験は非常に重要なことが分かります。

テストの回数

通信制高校のテスト回数は学校によって異なりますが基本的に年に1~2回です。

前期と後期に分かれている場合は前期に1回と後期に1回の年間計2回、それ以外の場合は学年末に1回のみという形式ですね。

決められた日にどうしてもテストが受けられない、という場合は事前に学校や先生に相談しましょう。日程の変更などの措置があると思います。

テストの合格ライン

通信制高校のテストの合格ラインは、「1年間で60点」と定められています。

つまり、年にテストが2回ある通信制高校は前期と後期で合わせて60点取ればよいということになります。

極端な例ですが仮に前期のテストが0点だったとしても後期のテストで60点をとれば合格になります。

赤点をとったらどうなるの?

テストで低い点数をとってしまった場合、全日制の高校ならば補習や追試などが行われますよね。

もしも通信制高校のテストで赤点をとってしまった場合はどのようになるのでしょうか。

赤点でも単位はもらえる?

通信制高校のテストの合格ラインは前述のとおり年間で60点以上です。つまり60点以下は赤点となります。

結論から言うと、通信制高校で赤点をとってしまったからといって絶対に単位を取得できない、ということはありません。

通信制高校は、試験の点数がかなり低くてもスクーリングやレポート提出をきちんと行っていれば単位がもらえます。学校によっては追試がある場合もありますが、実際のところはテストの点数は重視されていない学校が多いです。

ですので「赤点をとらないようにしよう」「試験勉強を頑張らなきゃ」と意気込むよりも、日々のレポート提出やスクーリングに対して真摯に取り組むことをおすすめします。

単位が取れなかった場合

スクーリングやレポートなども評価が悪く、万が一単位を落としてしまった場合も2年目や3年目に再び受講することができます。

卒業までに単位取得を目指しましょう。一度学んだ内容なので楽に取得できると思います。

また、あまりにも苦手な科目は後回しにしてしまうのも1つの方法です。

テストに合格して通信制高校を卒業するには?

  1. 学習を継続できそうな学校を選ぶ
  2. 通学日を増やして先生と相談する
  3. サポート校を利用してみる

学習を継続できそうな学校を選ぶ

通信制高校は自宅学習がメインとなるため、なかなか学習へのモチベーションを維持し続けるのは難しいのが現実です。

したがって、前もって自分が継続して学習できそうな学校を選ぶことが重要です。

たとえば、長時間の勉強が苦手ならスマートフォンやパソコンなどで学習できるeラーニングを導入しているところなどがおすすめです。

スマートフォンやパソコンならいつでも授業の見直しができるので、テスト前にも復習しやすいといったメリットがあります。

学校によっては日々のレポート提出もオンラインでできるところもあるため、少しでも学習以外の手間を省きたい人は、各学校のテストや学習プランを詳しくチェックしておくようにしましょう。

進学日を増やして先生と相談する

通信制高校は自宅でも学べることに大きな魅力がありますが、人によっては学習へのモチベーションやこまめに相談できないことがネックになることもあります。

もし心配なら、なるべく登校日が多い通信制高校を選ぶか、スクーリングの回数が多いと頃を選ぶといいでしょう。

学校に行く機会が増えれば先生に直接質問できますし、テストに出るポイントを教えてもらえることもあります。

さらに「そもそも勉強の仕方や計画の立て方が分からない」といった方でも、通信制高校ではテスト勉強の計画の立て方を一緒に考えてくれるので安心です。

勉強が苦手な方やひとりで勉強するのが不安といった方こそ、なるべく登校することがおすすめなのです。

また登校日が多い通信制高校には制服が用意されていることもあり、自然と学校に行くモチベーションも高められます。

サポート校を利用してみる

通信制高校に入学してもどうしても自信がない、レポート提出や勉強方法がそもそもわからないといった方はサポート校の利用も検討してみるといいでしょう。

サポート校とはおもに通信制高校の学習をサポートする学校のことです。

ひとりひとりに合わせた通学日数を設定できることやマンツーマン指導を受けられるメリットがあります。

しかしサポート校のみの通学だと高卒認定資格を取得できないので注意が必要です。

もし自宅近くにサポート校があるのなら、ぜひチェックしてみて下さい。

通信制高校で赤点を回避しよう!

結論としては通信制高校において「赤点=卒業できない」というわけではないという事ですね。

「赤点をとったらどうしよう」「赤点をとってしまった」と不安になる必要はありません。

だからといって勉強を怠るのも良くありません。自分のペースで勉強を続けていけば単位や卒業に関しては安心して大丈夫です。

日々のスクーリングやレポートの提出など最低限やるべきことはきちんとこなしましょう。

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