公立通信制高校の学費を全日制・定時制と比較

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公立通信制高校の学費はいくら?全日制・定時制とも比較

学費で悩む

通信制高校にも公立と私立があります。もちろん公立のほうが学費は安いですが、具体的には、卒業までにいくらぐらい費用がかかるのでしょうか?

また同じ公立高校の全日制・定時制課程とも授業料を比較してみました。

私立通信制高校の比較はこちら

公立の通信制高校の学費

公立高校の授業料は都道府県ごとに定められています。たとえば大阪府に住んでいるのなら、大阪府内どこの通信制高校へ入学しても、公立なら授業料はどこでも同じということです。

今回は東京都を例にあげて、公立通信制高校の学費をみていきましょう。

入学金 500円
授業料(25単位取得の場合) 8,400円
共済掛金 165円
教材費 各学校により異なる
レポート郵送費 割引制度あり
年間学費目安 9.065円+教材費+諸費用

就学支援金で授業料は実質無料

上記が東京都立の通信制高校に入学した場合の、初年度の学費になります。

世帯年収がおおよそ910万円以下の家庭は、就学支援金が適用されて授業料は実質無料です!そのため、支払うのは教科書の購入代金などの消費用のみ。

なお、東京都は入学金が500円かかりますが、お住いの都道府県によっては、入学金が無料の場合もあります。

諸費用は学校によって差がある

教材費のほかには行事の参加費用などが諸費用として挙げられますが、これは各学校によって異なります。多くて3万円程度を見込んでおいてください。

なお、東京都立一橋高等学校の通信制課程には、託児室が設置してあります。これは年間600円の保険加入費用のみで利用が可能です。

働いている人は補助金を受給できる

アルバイトでも正社員でも、働きながら通信制課程に通っている生徒は教科書やワークなど勉強に使う教材の費用について補助金を受けられる場合があります。

これが利用できれば、負担する学費はほとんどありません。

通信制高校は公立でもアルバイトを禁止するような学校はほとんどなく、むしろ推奨している学校がほとんど。10代の生徒でも、学費を安くするためにもアルバイトをすることをおすすめします。

公立通信制高校のメリット

公立の通信制高校は学費の負担が非常に少ないのが大きなメリット。しかしそれ以外のメリットを聞かれてもなかなか思い浮かばない人も多いかもしれません。

・登校が月2回程度でちょうどいい
・入試で面接がない
・生徒の年齢層が幅広い

授業料がかからないこと以外のメリットだと上記のようなものがあります。特に50歳を超えた方は私立よりも公立を選ぶケースが多いです。

登校日数については少なすぎず多すぎずで、ちょうどいいと満足している声が多いようです。

学費の分割払いができる

東京都では学費の支払いについて、2回払いが基本となっています。私立校は2回払でも教育ローンの利用を勧められることもあるので、これは大きなメリットです。

分割払いの相談も気軽にできます。なお、第一回目の納入で12分の3にあたる金額を納入、二回目に残りを納入する仕組みとなっています。

デメリット

デメリットには以下のようなものがあります。

・登校日に関して自由度が少ない
・入試で学力試験がある
・卒業率が低い学校が多い

私立校では指定登校日に休んでしまった場合でも融通を利かせてもらえることが多いですが、公立校ではなかなか振替授業などを行ってもらえません。

また入学時に学力試験があることも、生徒からは高いハードルと感じられるよう。試験は国語数学英語の3科目で行われるのが基本ですが、稀に学力試験で落とされてしまうこともあるようです。

全日制・定時制の学費と比較

同じ公立高校でも全日制課程・定時制課程ではまた費用が変わります。どの課程へ入学しても、就学支援金の利用で授業料は実質無料になる家庭は多いですが、諸費用にも大きな差があることを知っておきましょう。

全日制課程の学費

入学金 5,650円
授業料(25単位取得の場合) 118,800円
教材費+諸費用 各学校により異なる
年間学費目安 124,450円+教材費+諸費用

全日制課程の場合、学費以外の部分でお金がかかることも多いのが特徴。

PTA会費を支払ったり、行事の度に参加費用を支払ったり、体育祭のときにはクラスTシャツを購入したり。修学旅行の積立金などもあります。

通信制高校と比べると学費は高く感じますね。

定時制課程の学費

入学金 2,100円
授業料(25単位取得の場合) 32,400円
教材費+諸費用 各学校により異なる
年間学費目安 34,500円+教材費+諸費用

定時制課程は通信制課程と比べると25,000円程度高い費用がかかります。

さらに毎日通学するため制服の購入が必要な学校も多く、行事の参加費も全日制と同じくらいかかるようです。

公立通信制高校は高卒資格をとる最も安い方法!

公立の通信制高校は他の公立高校と比較しても非常にお金がかからず、就学支援金を使わなくても3万円程度の負担で卒業することができます。

これは高認試験を受けるよりも安い金額なので、高校卒業資格をとる方法としては最もお金がかからない道です。

しかしいくら安い金額で通えるといっても、4年、5年と在籍期間が長引くとそれだけお金はかかります。

授業料も大事ですが、最短期間で効率良く卒業できるかどうかも考えて高校を選びましょう。

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