私立通信制高校の学費を全日制・定時制と比較

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私立通信制高校の学費はいくら?全日制・定時制とも比較

電卓を持っている女子高生

通信制高校は公立校に在籍する生徒よりも私立校に在籍する生徒が多いです。

そのため、通信制高校は私立が多いというイメージが「通信制高校は学費が高い」というイメージに繋がっている方もいるでしょう。

でも、私立だからといって通信制高校の学費は本当にそんなに高いんでしょうか?

公立通信制高校の比較はこちら

私立の通信制高校の学費

私立の通信制高校のなかでも2016年に開校したばかりで知名度が高い、学費が安い通信制高校ランキングでも紹介している角川ドワンゴ学園N高等学校を例にあげて私立高校の学費をみていきましょう。

以下はN高のネットコースの2017年10月以降の初年度学費です。最も安いコースになります。

入学金 10,000円
授業料(25単位取得) 180,000円
施設設備費 50,000円
教育関連諸費 13,000円
初年度学費合計 253,000円

たしかに公立高校と比べると、圧倒的に授業料が高いです。

しかし1ヶ月あたり約2万円と考えると、高校生のアルバイトでも支払える金額だともいえます。

意外と安いと感じた方もいるのではないでしょうか?

就学支援金も利用できる

さらにここから就学支援金を使えば、世帯年収目安590万円未満の家庭なら授業料は全額無料となり、負担するのは73,000円だけ。

590万円から910万円の世帯年収家庭なら、約12万円が惹かれて実質負担するのは132,700です。毎月1万円と少し支払えば納入できる金額ですよね

しかも、入学金1万円は2年次からはもちろん不要なので、さらに学費は安くなります。

学費が高くなるケース

しかしどの私立通信制高校でも、どんな通い方をしても、このくらいの金額だというわけではありません。

私立の学校は登校日数や学べる授業に大きな幅があります。上記で紹介したN高のコースは年間登校日数数日間の、高校卒業資格取得のため最低限のことだけができるコースです。

いろいろなオプションを増やせば増やすほど授業料は高くなります。

週5日通学した場合

N高は登校日数によって細かく年間授業料が設定されています。以下は週5日通学するWeekday Courseの学費です。

入学金 108,000円
授業料(25単位取得) 529,200円
施設設備費 226,800円
セキュリティソフト代 5,000円
初年度学費合計 869,000円

通信コースと比べると60万円以上も高い結果となりました。

私立の通信制高校全部が高いというわけではなく、登校日数を増やすと高くなるんです。

N高の場合は、週1日通学コースなら437,000円という金額で通うことができます。

登校日数の多さを選ぶか、授業料の安さを選ぶかで迷う保護者も多いようです。

専門課程の授業を受講した場合

登校日数以外にも、漫画や声優など専門的なジャンルの授業を受けたり、専門課程を学べるコースをオプションでつけたりした場合は授業料が大きく変わります。

だいたい通信コースに30万円程度は上乗せされるようです。

私立の通信制高校に通うメリット

しかしこれだけ学費が高いイメージがあっても、私立の通信制高校は人気があります。それはメリットが多いからです。

・登校日数が自由に選べる(最低年3日)
・専門授業が学べる
・サポートが充実している
・卒業率が高い
・目的に合わせて勉強しやすい

デメリット

・学校の当たり外れが激しい
・10代の生徒がほとんど

当たり外れが激しいというと少し言葉は悪いですが、私立の通信制高校は学校によってかなり特色に差があるので、生徒に合わない学校へ入学してしまったときは悲惨です。

コース選びについてもしっかり注意を払わなければなりません。

全日制・定時制課程との比較

公立と比較すると確かに私立通信制高校は学費が高いです。

それでは同じ私立ならどうでしょう。全日制と定時制と比べると通信制高校の学費は安いのでしょうか。

全日制課程との比較

私立の全日制高校の授業料も通信制と同じくらい学校によって差があります。

平均的な金額は年間50万円程度です。

私立の全日制の場合は、授業料よりも制服の購入代金や修学旅行に費用がかかるとの声もあります。

定時制課程との比較

そもそも私立の定時制課程は非常に少ないです。東京都に唯一の私立定時制高校である駿台学園高等学校定時制の学費は以下のとおりです。

入学金 80,000円
授業料(年額) 144,000円
施設設備費 80,000円
諸費用 14,000円
諸会費 16,600円
初年度学費合計 334,600円

全日制課程と比べると安いですが、通信制課程の通信コースと比べると少し高めです。

しかし通信制課程で週5日通うのと比べれば、授業料は安めだといえます。

私立でも支援金を使えば通いやすい

私立の通信制高校は、たしかに公立校と比べると学費が高いです。

しかし就学支援金やさまざまな補助制度を使えば、かなり負担を減らすことができます。

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また定時制や全日制と比べると、授業料自体は安いです。公立校のすべり止めに通信制高校を選ぶのも、経済的な負担を考えれば一つの選択肢かもしれません。

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