私立と公立のどちらを選ぶ？

通信制高校は全日制高校のように公立と私立に分かれているけれど、イジメを受けた経験がある生徒さんの場合どちらの学校が合っているのか気になるよね。

通信制高校は毎日登校しなくてもスクーリングで単位を取得することができる。

そのため健康上の理由で毎日学校に登校するのが難しかったりなど、やむを得ない事情で登校が難しいという生徒さんも授業を受けやすい学校でもあるんだホー。

しかし同じ通信制高校でも公立高校と私立高校は、それぞれ異なる特徴があるからどちらがイジメを受けた生徒さんにとって通いやすい環境であるかを考えて選択する必要があるホー！

イジメを受けた生徒さんにとって公立高校と私立高校のどちらの環境が良いかというと、単純な設備の部分だけ見れば私立高校であると言えるホー。

通信制高校は様々な理由で全日制高校に通うのが難しい生徒さんが集まってくるよ。

そして中には前の学校でイジメを受けたために、不登校になったりなど学校に行くことが難しいという生徒さんもたくさん存在するホー。

イジメが原因で不登校になった生徒さんの多くは、トラウマなど精神的な部分に傷を抱えている場合もある。

そんな生徒さんたちのために私立の通信制高校では、カウンセリングなどのメンタルケアを通して生徒さんをサポートしているんだホー。

全ての学校にカウンセラーがいるとは限らないけれど、たいていの私立では精神的なサポートも承っている場合が多いと言っても良いぐらいには設備が整っている。

またサポート校との提携で不登校による学力不足にも対応して指導を行ってくれる学校もあるね。

だからといって公立高校でも生徒さんへのサポートが無いわけではないよ。

授業の内容や自宅学習の進め方など、学校のことで何か困ったことがあれば気軽に相談することはもちろん可能だホー。

けれど私立と公立どちらがサポートの手厚さで優っているかと言えば、公立はやはり私立の学校に一歩譲るという結論になるだろう。

環境設備については私立の通信制高校の方が、イジメを受けた生徒さんへのサポートが厚いのは確かだホー。

けれどカウンセラーやサポート校を利用できる分、私立の通信制高校は公立の通信制高校よりも学費がかなり高くなるということも留意してほしい。

通信制高校は卒業までに74以上の単位が必要となるんだけれど、公立と私立で1単位ごとの学費がそれぞれ異なるので、無理なく通える範囲なのか一度確認して考えてみることも必要だホー。

公立の通信制高校：1単位 180～1200円
私立の通信制高校：1単位5000～12000円

公立の通信制高校は約10万円くらいの学費で卒業することができるが、私立の通信制高校では40万円以上の学費がかかるんだホー。

さらにこのほか入学金/教材費 /教育運営金/施設設備費なども加算されるから、実際はもっと学費がかかるということになるね。

このように公立の通信制高校は学費の面では私立の通信制高校よりも負担が軽いんだホー。

多少の学力不足であっても自分の努力でカバーできる範囲であれば、学費負担の少ない公立の方を選ぶという選択肢も充分アリだよ。

公立の方が費用がかからない分お金の面で困らないし、その上で卒業資格も取得することができるホー。

しかし私立ほどサポートが豊富でないとはいえ、何も学校側に相談できないというわけではないよ。

よほど一人で全てをこなすのが難しいということでなければ不安にならなくても大丈夫だからね。

大事なのは学校の資料をよく見て見学や面談で、自分に合っている学校であるかをしっかりと情報を集めることだホー。

自分にはどのようなサポートが必要なのかを見極めた上で通信制高校を選んでみてね。