学費が安い通信制高校はどこ?補助制度も解説するランキング2020 2020.08.25
通信制高校を学費が安いというポイントだけで比較してランキング付けしてみました!
2020年最新版です。
今人気のファッションや美容に関するコースや漫画・イラストレーターコースなどの専門課程の有無や、 メンタル面や学習面でのサポート力、スクーリング回数などは二の次!
兎にも角にも学費が安い通信制高校を知りたいという人向けのランキングです。
また、ここでは学費が安い通信制高校を紹介すると同時に、 就学支援金などを利用して学費を安くする方法や、通信制高校の学費の仕組み・相場、サポート校の仕組み、公立の高校と私立の高校での学費の比較などをご紹介しています。
学費が安い通信制高校ランキング!目次
- 学費が安い通信制高校ランキング
- 就学支援金など補助金で学費をもっと安くするコツ
- 就学支援金+アルバイトで高校生でも払える金額に
- サポート校と併設していると高くなるので注意
- 通信制高校での単位制について
- 通信制高校の学費の相場ってどれくらい?
- リアルな公立の学校の授業料が知りたい!
- 私立の通信制高校の学費だって全日制高校よりも安い!
- まとめ
第1位☆鹿島学園高等学校
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年間学費目安:190,000円
口コミ評価:
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 入学可能エリア:日本全国
<PICK UP POINT>
学費の安い通信制高校ランキング第1位は鹿島学園高等学校!
年間の学費が20万円を切るという脅威の安さ。 しかも全国どこからでも入学可能! 3年間通っても学費は合計で約60万円と私立のなかでは最安値といってもいいのではないでしょうか。 さらに鹿島学園の生徒なら低金利の教育ローンも利用できます。 当サイトでも安定して良い評判・口コミを寄せられている、信頼出来る通信制高校です。※1 |
鹿島学園高等学校の学費について質問!
本当にこれしか費用はかからないの?
鹿島学園の学費の表記は教科書代などが含まれていないため、別途教科書代や通信費を払う必要があります。
また、オプションコースを利用する場合にもコースに応じて金額が加算されます。
でもこの金額も他と比べれば非常に安価。たとえば大学進学コースなら23,000円の月謝です。
他のコースも月2万円ほどの負担なので、オプションコースをつけたとしても一般的な私立の通信制高校の学費に比べれば断然安いといえます!
鹿島は知名度もあるのにこんなに安いと倍率も高そう…
その通りで、鹿島学園の新入学は毎年入学希望者が多く、受け入れ可能な生徒数に対してギリギリになってしまうことも多いそう。転入学・編入学なら随時受け付けているので気になったならすぐに資料を取り寄せることをおすすめします!
制服が可愛いけどいくらくらいかかるの?
女子生徒用の制服ならブレザーとスカートで約3万円の価格です。
ソックスやリボン、シャツなども制服として購入することができますが、制服以外のアイテムと合わせても校則違反にはならないので、なるべく安く済ませたいならブレザーとスカートのみの購入で大丈夫でしょう。
第2位☆ヒューマンキャンパス高等学校
第2位 | |
年間学費目安:290,000円
口コミ評価:
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 入学可能エリア:日本全国
<PICK UP POINT>
全国どこからでも入学可能な通信制高校です!
専門課程が多彩で将来やりたいことがうっすらとでも見えている人にはオススメ。※1 知名度も高く今大変人気のある学校です。 なお、10月から3月の入学生は施設費・教育充実費が半額になっていますので、お得に入学したい人は是非この時期に!スクーリング費用は別途かかるので注意してください。 |
ヒューマンキャンパス高等学校の学費について質問!
専門課程のコースの学費はどのくらいですか?
専門課程の学費は以下のとおりとなり、高卒免許を取得するだけのコースと比べると圧倒的に高額になります。
入学金 | 10,000円 |
---|---|
授業料 | 204,000円 |
施設費 | 60,000円 |
教科学習費 | 32,000円 |
教育充実費 | 120,000円 |
キャリア教育充実費 | 320,000円 |
合計金額 | 736,000円 |
この金額とは別にスクーリング費用や、ほとんどの科目で別途教材費が必要になります。
助成金などの制度を使用したとしても負担はかなり大きなものとなるので、入学を検討したときには早めに家庭での相談をしておくといいでしょう。
また資格の取得を目指すコースを選ぶと、より負担がかかってくるようです。
第3位☆ルネサンス高等学校
第3位 | |
年間学費目安:300,000円
口コミ評価:
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<PICK UP POINT>
ルネサンスでは学費サポートプランを利用して、分割で支払いをすることが可能です。
このサポートは授業料だけでなくスクーリングや研修費・実習費にも適用することができるので、やりたいことはたくさんあるけど経済的問題がある…といった方におすすめ。 ルネ高は専門分野の学習を含めたさまざまなカリキュラムで今人気の学校なので、こういった制度を利用して入学する人も多いようです。 |
ルネサンス高等学校の学費について質問!
学費は一括の納入しかできませんか?
ルネ高では、提携しているオリエント・コーポレーションの教育ローンを利用した学費サポートプランを利用できます。
学校と提携しているおかげで通常のローンより簡単な手続きで申し込みができますし、毎月の返済金額は1万円から可能なのでアルバイトをしながら少しずつ自分で返済していくこともできますね。
教育ローンについてはこちらのページでも下部でご紹介しているので是非確認しておいてください。通常よりも安い金利で気軽に利用できます。
第4位☆第一学院高等学校
第4位 | |
年間学費目安:311,000円
口コミ評価:
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<PICK UP POINT>
第一学院高等学校には複数のコースがありますが、中でも学費が格段似安いのはMobile High Schoolと呼ばれる通信コース。
在学中は学校から無料でiPadを借りることができるので自宅にパソコンを持っていない人でも問題なく勉強できます! 保護者の方もインターネットを利用して学校からのお知らせを確認したり、先生と連絡を取り合ったりすることができるのも他の通信制高校にはない魅力。 負担が少ない費用で充実したサポートを受けることができます。さらに自己推薦入試で入学した場合は入学金が免除される特典も!※1 |
第一学院高等学校の学費について質問!
インターネット学習は授業料と別に費用がかかるの?
第一学院高等学校では初年度学費のなかに「ライブキット代」として21万円が含まれています。
これはインターネット学習に必要な設備のためのものですが、入学時のみの費用で2年次以降は必要ありませんので安心してください!またシステム使用料も311,000円に含まれているので、スクーリング費用以外は別途支払う必要はありません。
第5位☆飛鳥未来高等学校
第5位 | |
年間学費目安:424,000円
口コミ評価:
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<PICK UP POINT>
このランキングでは5位となっていますが、週5日まで自由に登校する日数を決められて年間学費が約42万円と安い金額で済むのは飛鳥未来高等学校だけ!
定期的に通学をしてしっかり勉強したい人にはおすすめの通信制高校です。 登校日数や授業は毎週選択ができるので自由度抜群。少ない経済的負担で個別学習まで受けることができます。 事情があって学校に通うことができない場合はメディア学習を選択することも可能です。※1 |
飛鳥未来高等学校の学費について質問!
自由選択できるアカデミーの費用は?
飛鳥未来高等学校には自由選択できるアカデミーという授業があります。
この授業では進学に特化したカリキュラムを始め、メイクやネイル、ダンスや保育など専門的な勉強をすることが可能。
年間20~30万円で選択ができます。
なかには1年次に自分でアルバイトをしてアカデミーの受講料を貯金し、2年次から受講をするという生徒もいるようです。
第6位☆KTCおおぞら高等学院
第6位 | |
年間学費目安:180,000円※5
口コミ評価:
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<PICK UP POINT>
KTCおおぞら高等学院は個別指導に評判がある通信制高校サポート校です。
高校卒業のためにはKTCおおぞら高等学院の学費とは別に提携する屋久島おおぞら高等学校の費用が必要となりますが、2つの学校の学費を合計しても年間53万円程度で単位を修得することができます。 学費サポートプランは一括もしくは2回分割を選択することができるので、一度にたくさんのお金を用意するのが難しいという人でも安心。 また国の教育ローンの対象にもなっているので卒業後に生徒本人が学費を支払うというケースも少なくありません。 |
第7位☆ID学園高等学校
第7位 | |
年間学費目安:200,000円※5
口コミ評価:
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 入学可能エリア:関東エリア
<PICK UP POINT>
ID学園高等学校は独自の教育プログラム【夢プログラム】を実践する通信制高校です。
どのコースに入学するかによって学費は大きく変わりますが、最も学費が抑えられるのはフレックス(通信)スタイル。全日(通学)スタイルだと年間100万円を超える学費がかかるので注意が必要です。 しかしながら就学支援金を適用することができるので、全日(通学)スタイルを希望する場合はこちらの適用も含めて検討するといいでしょう。 高等学校の卒業資格がほしいだけであれば、フレックス(通信)スタイルでも十分です。学費をなるべく安く済ませたいならフレックス(通信)を選ぶのがおすすめです。 |
ID学園高等学校の学費について質問!
授業料以外にかかるお金は?
ID学園高等学校には制服がありますが、全日型でない限りは購入する必要がありません。
また登校した際には「夢食堂」という食堂を利用することができます。安全で安心できる食材を利用した美味しい食事を安く食べることができます。
普段の通信の授業とは別に年に1回長野の本校で実施されるスクーリングに参加する必要があるため、最も大きな授業料以外の出費はそこでかかります。
注目!学費が安い通信制高校を一括資料請求!
このように登校日数の多い少ないに関わらず、学費が安い通信制高校って意外とあるんです!
同様に、同じような金額を支払っても受けることができるサポートは学校によって案外大きく違うということもわかると思います。
また、このランキングを見ていると全国どこでも入学できる学校が多いですね。全国から通える広域通信制高校は学費が高い、そんなイメージを持っている人も多いかもしれませんが実際そんなこともないんです。
ここからは通信制高校の学費相場やその仕組み、さらに学費を安くする方法など気になる部分を紹介していきます!
<注釈>
※1:複数あるコースの中で最も学費が安いコースの金額を掲載しています。通学日数や専門性の高いコースなどを選択した場合は上記の金額と異なりますので各通信制高校にお問い合わせください。
※2:翔洋学園は入学可能な地域が限定されています。可能地域は以下の1都16県です。
青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 山梨県 長野県 岐阜県
学費の負担を減らすコツ
就学支援金など補助金で学費をもっと安くするコツ
実は通信制高校に通っている人の多くが補助金を利用しています。
中でも一番利用されているのが就学支援金の制度です。
就学支援金とは国から高校卒業のための支援金を受けることができる制度。
家庭の状況や通う学校のタイプによって受給できる金額は変わってきますが、私立の通信制高校に通う場合には年間10万円以上も授業料が減額されます!
単位制の場合には1単位あたり○○円というように受給額が決まっているので、細かい部分まで気をつけてよく調べてみるといいです。
なお、親権者の所得金額が就学支援金を受給できるか否かに大きく関わってくるので、あらかじめ家庭でお金の相談をしておくといいでしょう。
奨学金を利用しよう
就学支援金制度以外にも学費を安くする制度はあります。その一つが奨学金制度です。
日本では大学生がよく利用するイメージですが、高校卒業にも使うことができます。しかし奨学金はお金をもらうのではなく借りる制度なので、もちろん卒業後に後々返済しなければなりません。そのため利息にも注意しなければならないんです。
延納を重ねてしまえば膨大な利息を払うことにもなりかねません。また、在学期間が4年を過ぎると受給できなくなってしまうので要注意です!
特待生制度を利用するのも手
入学時に目立って優秀な生徒には、学費を一部または全額免除する!
そんな夢のような制度が特待生制度です。 これは各学校毎年数人しか枠がありませんが、その枠に入りさえすれば、ほとんど無料で高校を卒業することもできちゃいます!
この特待生制度を利用するために、あらかじめ自分のレベルより少し低めの学校を受験する生徒もいるよう。なお、勉強以外にもスポーツなどを判断材料に入れている学校もあります。 スポーツで全国大会などに出て優秀な成績を残している場合には、ぜひ入試を受ける際に伝えておくといいでしょう。 なんらかの優遇を受けることができるかもしれません。
就学支援金+アルバイトで高校生でも払える金額に
アルバイトをしながら自分で学費を支払いたいという生徒も通信制高校には多いです。
先に紹介した就学支援金を使えばランキング1位の鹿島学園なら年間7万円程度、5位のヒューマンキャンパス高等学校でも年間17万円で通うことが出来ます。
7万円ならアルバイトで月々6,000円以上稼げればOK。17万円でも月々1万5,000円でクリア。 想像よりも楽に授業料の支払いができそうですね。
ただ、地域によっては都心部より時給が低いところも多いでしょうし、そうなったら高校生が1人で100%まかない切るのはなかなか難しいでしょう。
「自分で頑張る!」という意気込みはとても立派ですが、週5日で必死に頑張っても学費で全部消えてしまうのではちょっと切ないですよね。
そのためにも、話しにくいかもしれないですが、1度親子で「お金の話」をしっかりしておくことをオススメします。学費はお子さんが、初期費用やスクーリング費用などは親御さんが負担する、というように分担するなど工夫するといいですね。
高校生におすすめのアルバイト
高校生だと雇ってもらえる仕事も限られてきます。多いのはサービス業です。
ファミレスの店員さんやファーストフード店の店員さん、自分と同世代の人を見ることが多いと思います。
通信制の学校に通っているからには髪を染めたりネイルをしたりファッションを十分に楽しみたい!そんな人は居酒屋など規定があまりないところで働くといいでしょう。
また、こちらの記事では実際にアルバイトの給料で学費を払うにはどのくらいの時給でどんなシフトで働けばいいのか計算しています。
自分の今のバイトの給料と比べてみたり、求人情報誌を横に置いて見てみればリアルなイメージがわきやすいですよ!
→通信制高校の学費は本当にアルバイトでも払える?実際に計算してみた!
通信制に通いながら行うアルバイトについて質問!
ここからはよくある質問にお答えしていきます!
今までアルバイトを経験したことがない人は特に必見です。
Q.なるべく就職に有利なアルバイトをしたいのですが…?
もうやりたい仕事が決まっているなら、なるべくその職種に関係する仕事をするのがベストです!例えばパティシエを目指しているなら、ケーキ屋さんやパン屋さんでアルバイトをするといいですね。音楽関係の仕事がしたいというと、学生のうちにできる仕事は少ないように思えますが、ライブハウスやスタジオでのアルバイトなら学生でもできますよ!
もしまだなりたい職業が決まっていないなら、なんでもいいからとにかく長く続けることが大切です。
仕事というのは長く続けているだけで信頼を得ることができます。人間関係に特にトラブルなどもなく、業務も問題なくこなしているという証明になるからです。
いろんな職種を経験することも大事ですが、自分が続けられそうなアルバイトがあればなるべく長く続けるようにしましょう。
高校生でもたくさん稼げるアルバイトは何ですか?
高校生だとなかなか給料の高いアルバイトってないですよね。最低賃金ギリギリくらいの給料が設定されていることも多いと思います。
しかも地域によって、この最低賃金ってものすごく差があるんです。今回は平成27年度の最低賃金改定状況を都市部のみまとめましたが、それでもこんなに違います。
北海道 | 764円 |
---|---|
東京都 | 907円 |
愛知県 | 820円 |
大阪 | 858円 |
福岡 | 743円 |
一番低いのは福岡県で743円、高いのはもちろん東京で907円。このように最低賃金が低いので、高校生がアルバイトで学費を稼ごうと思うと結構大変です。
時給の高い高校生でもできるアルバイトとしては、イベントスタッフなど派遣型の仕事が挙げられます。短期のものが多いですが、1日で一気に高い金額を稼ぐことができるので、土日しかアルバイトができない学生さんなどにはおすすめです。
また、原付免許を持っている男性ならデリバリースタッフも結構給料が高いですよ!運転が好きな人なら働いていても楽しそうですね~♪
他にも都内なら流行りのレストランのホールのお仕事や、カラオケ店員などサービス業のバイトが多いです。
Q.人と話すことが苦手なわたしでもアルバイトできますか?
高校生がするアルバイトというとサービス業が多いイメージですが、そんなこともありません。
少し前には内職バイトも流行ったように、家庭でできる仕事もたくさんあります。たしかに給料は少ないものが多いですが、地道にコツコツやれば学費の足しにはなるでしょう。
サポート校と併設していると高くなるので注意
色々調べていると年間で100万円前後も学費がかかる学校もあり、そういうところを見た後だと、「年間20万円前後のところは安すぎて怖い」「授業らしい授業をしてもらえないんじゃ?」など疑いたくなる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ご安心ください。
学費が安いからといってダメな学校だということはありません!
実は、一口に通信制高校と言っても大きく分けて2種類の学校があるのです。
1つは通信制高校単体の学校。
もう1つは通信制高校とサポート校を併設している学校。
サポート校というのは通信制高校に通って卒業を目指す上で、「勉強」の枠を超えたサポートを必要としているお子さんを対象としています。
ただしサポート校はあくまで学校ではなく学習塾の区分に入っているので、 高卒資格は貰えません。
そこで、提携している通信制高校に籍を置いておき、実際の授業や学習支援などはサポート校が行うというスタイルを取っている学校もあるのです。
同時に2つの学校に入学するようなものなので、 合計すると年間学費が70万~100万円ぐらいになる場合もあります。
ですが、このページで紹介している学校は全て「単体型」の高校ばかりです。
単体型の通信制高校でももちろん学習・通学・就職支援などのサポートはあります。決して教科書を渡すだけで、 「後は自分で頑張って」というような雑なところではありませんのでご安心ください。
サポート校は、定期的に外に出ることが難しいお子さんや、他人がいる場所に1人でいることが難しいお子さん、もしくは芸能活動やスポーツ選手活動があまりに多忙だというお子さんなど一人ひとりに合わせたサポートを行っています。
ただ、単体型の通信制高校の場合は行っているサポート範囲が様々なので、 「うちの子大丈夫かしら?」と不安が残る場合は、是非一度資料を確認してみると安心です。
サポート校って何?
サポート校は、通信制高校のフォローだけでなく、学習面や生活面、精神面でサポートをする場所で、イメージとしては学習塾のような立ち位置です。
中学校で勉強する範囲からやり直したい人や、またその逆に大学に進学したいけど通信制で自分が通っているコースではサポートが足りない人なども通っています。
もちろん通信制高校を卒業するためのレポートやテストの指導もやってくれるので、「通信制の学校に入ったけどやっぱり自学自習は無理だ…」という学生さんが途中から入学してくることもあるそう。
通信制ではカリキュラムによって、月1回程度の連絡のみで完全に受け身な学校もありますが、サポート校なら希望すれば学校側が作ってくれる細かいスケジュールに沿ってしっかり勉強を進めることができます。そのため自己管理が苦手な人にはおすすめ。
授業については習熟度別に少人数で行っている学校が多く、一人一人に丁寧なサポートをしてくれます。
また最近では美容やファッションなど専門分野が学べるサポート校もあり、対応範囲がどんどん広くなってきているので利用する生徒も増加しているようです。
サポート校のメリットは勉強だけじゃない!
サポート校は主に学習塾のような機能を持っていますが、勉強面以外のメリットもあります。
たとえば通信制高校は登校日数が少ない一方で、サポート校はしっかり勉強するため週1日以上登校する学校がほとんどです。そのため通信制高校ではあまり友達ができなくても、サポート校なら同じ目標に向かって頑張っている友達ができやすいようです。
サポート校はそれぞれ目的を持って入学している人がほとんどなので、クラスもその目的に沿って選びます。同じ大学進学をする人の中でも、さらに自分と同じ学校を志望校にしている友達に出会える可能性も増えますね!
また、メンタル面でのサポートを重視しているサポート校なら、自宅訪問型の学習など通信制高校では対応してもらえないような濃密なサポートが可能です。自分が通う通信制高校にはちょっと足りないな、そんな風に思う部分をサポート校で補うのがいいのではないでしょうか。
なお、こちらの記事でも通信制高校とサポート校を併用するうえでのメリットについて紹介しているので、是非サポート校を検討するうえで参考にしてみてください!
学費が安いおすすめのサポート校を紹介!
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年間学費目安:履修単位、希望コースによって異なる。
口コミ評価:
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<PICK UP POINT>
家庭教師で有名なトライが運営するサポート校。
マンツーマンで教えてくれるレベルの高い講師が人気の秘密です。 60%以上の生徒が大学進学をしている良質なサポート校の一つです。 |
当サイトでも良い口コミが多数寄せられているサポート校が、トライ式高等学院です。そうです、あの「家庭教師のトライ」でおなじみのトライが運営しているサポート校になります。
このサポート校では家庭教師を経験したプロの講師陣が、そのノウハウを使ってマンツーマンで勉強をしっかり教えてくれます。
通信制高校には不登校の生徒なども多いのですが、集団で学ぶことが苦手な人でもマンツーマンなら安心ですね。主に大学進学を目指している学生を対象としており、約60%以上の学生が毎年大学に進学するそうです!進路実績にも有名な大学が多く挙げられています。
通信制高校での単位制について
単位制というのは、決められた単位数以上の単位を修得することで卒業を目指すという制度です。
通信制高校の場合、「1単位当たり○○円」と各学校で決まっており、修得した単位数×1単位当たりの値段がおおよその授業料となっています。
…しかし、だからといって「じゃあ少なめに履修すれば学費も安く済むんじゃん!」なんて思ってはダメですよ。
繰り返し言いますが、進学や卒業にかかわる必要単位数は決まっています。
余裕をもってボーダーラインを超えられるように、単位取得の計画をしっかりと立てておきましょう。
高校卒業に必要な単位数って?
では高校を卒業するために必要な単位数はいくらなのでしょうか。
法律では高等学校を卒業するための最低限の条件として、学校教育法に以下のような内容が記載されています。
- 高等学校に3年以上在籍すること
- 合計74単位以上の単位を取得すること
しかしこれはあくまで最低限の条件であり、全日制の高校では【100単位以上の単位を取得しなければ卒業できない】ような学校も少なくありません。
ですが通信制高校では殆どの学校がこの74単位を目安にしています。
まずは今自分が取得している単位数はいくつなのかを確認して、高卒免許取得に必要な残りの単位数を計算してみましょう。
1単位あたりに必要な学費と併せて計算すれば、自分が高校を卒業するためにはいくら必要なのかおおよそ正しい金額が出てくるはずです。
編入・転入時に単位は引き継げる?
以前まで高校に通っていて既に単位を取得している場合、その単位はもちろん引き継ぐことが可能です。そのため現在まだ学校に通っている場合には、まず今取得している単位数を確認しましょう。
また、年度の途中で転入する場合にはせっかく半年以上通った単位を無駄にしてしまうこともあります。通信制高校に転入するならば、できる限り年度の終わりにすることをおすすめします。そうすることで授業料も安くすることができますよ。
編入時にも、以前どこかの高校に通っていた場合には単位を引き継ぐことが可能です。その際には以前在籍していた高校に単位に関する証明書を取り寄せなければなりません。このような書類の取り寄せは学校によっては日にちがかかってしまう場合もあるので、早めに問い合わせをしておくといいでしょう。
通信制高校に新入学ではなく転入・編入を検討している場合にはこちらの記事も参考にしてください。
通信制高校の学費の相場
通信制高校の学費の相場ってどれくらい?
いろいろと通信制高校の学費について知ってみると、実際の相場が気になるかと思います。
ここではまず通信制高校の学費の内訳を分析したうえで、支払額の相場を公立と私立で比較していきます。
通信制高校の初年度の学費の内訳
通信制高校の学費には以下のような費用が含まれています。
- 入学金
- 授業料
- 諸費用
ここで注意すべきなのが諸費用です。
諸費用は学校によっては公式ホームページにきちんと明記されていない場合も多いのですが、結構割高な場合も多いんです。通信制高校の諸費用には具体的には以下のようなものが含まれます。
- 制服代
- 施設管理費
- 教材費
- 修学旅行などの課外授業日
- スクーリング費
これらの中には必ずしも払わなければいけないものもあれば、希望者のみのものもあります。
またスクーリングの費用などは毎年変わることも多いので、公式ホームページやはたまた資料にもはっきりと明記されていない場合があるんです。
しかしこれが厄介で、私立の通信制高校では宿泊施設によって修学旅行の費用がものすごく高かったりします。修学旅行だけでなく、遠足などイベントの参加は基本的には希望制なのでもちろん参加しなければいい話ではありますが、入学してから友達がたくさんできて「修学旅行に行きたい!」と思った時に費用が高いせいで行けないなんて、そんな辛くて切ないことないですよね。
制服についても購入が自由な学校が多いのですが、稀に必ず購入するものだと思い込んで間違えて買ってしまうという人もいるそう。
私立の学校制服はすべて買い揃えると約10万円かかったりするので、必須ではないのに誤ってコートやバッグまで買い揃えてしまわないように気をつけてください。
入学金や授業についてはこちらでも解説しています。
公立通信制高校の学費相場
公立通信制高校の初年度学費の相場は以下の通りとなります。
諸費用は前述のとおり明示されていない学校がほとんどなので、これはあくまで相場となりますが参考にしてみてください。
公立高校では私立の学校ほど設備費用などがかからないこともあり、大幅に安く卒業することができます。しかしそのぶん勉強面のサポートなどが私立よりも頼りない学校が多いです。
入学金 | 最低500円~ |
---|---|
授業料 | 年間おおよそ3万円まで |
諸費用 | 年間2~3万 |
初年度合計 | おおよそ10万円前後 |
公立の通信制高校の学費について質問!
Q.公立なら安いのに、なんで高額な私立の学校に行く人がいるの?
公立の通信制高校は卒業率があまり高くないので、学費が高くても卒業率や進学率が高い私立の通信制高校を選ぶ生徒や保護者も多いのが現状です。
通信制高校では学校が必要だと思えば教職員をどんどん増やすことができますが、公立の学校では教職員の数が生徒数などによって定められています。そのため教師一人あたりが見る生徒数がどうしても多くなってしまうのです。
全日制高校であればこのような仕組みでも生徒を卒業させることはできますが(実際これで成り立っているからこそこの仕組が採用されているのでしょう)、通信制過程に通う生徒には集団生活が苦手だったり不登校を経験していたりと、人間関係や学校そのものにトラブルを抱えている生徒もたくさんいます。
そのような生徒を全日制の学校と同じように見ることはなかなか難しいので、卒業率があまり上がらないようです。
Q.どうしてこんなに公立高校の学費は安いの?卒業できるの?
公立の通信制高校は前述のとおりサポート力が全日制高校とほとんど一緒です。またオンライン授業をしているわけでも、専門分野の授業が学べるわけでもありません。
そのため施設管理費が私立の学校とくらべて大幅に安いんです。
中学校の修学旅行でも、なんとなく公立は国内、国内・私立は海外に行く、このような風潮がありますよね。
制服一つとっても、公立よりも私立のほうが断然高額です。
しかしこのように学費が安くサポートがあまりなくても、きちんと卒業できている生徒はもちろんいます!ただ公立の通信制過程を卒業するには私立の通信制高校を卒業する以上の気合いと、努力と、学校外でのサポートが必要です。
勉強を自己管理することが苦手な人は、あらかじめ家族に「公立の通信制を卒業するのは本当に難しいからちゃんとサポートしてほしい」と伝えておいたほうがいいでしょう。
私立通信制高校の学費相場
私立の通信制高校の学費相場は以下のとおりです。
公立と比べてみるとまず授業料が大幅に高く、上限がほぼないようなものだということがわかります。
しかし高い学費を払うだけあって、一人一人に対してのサポートが充実していることが特徴です。また公立の学校と違って専門分野の学習ができる学校もあります。
入学金 | 最高2万円ほど |
---|---|
授業料 | 年間おおよそ20万円~ |
諸費用 | 年間2~5万円 |
初年度合計 | おおよそ30万円~ |
私立の通信制高校の学費について質問!
Q.こんなに高い学費一度では払えないのですが…
確かに私立高校の学費は高額なので一括の納入が難しい家庭も多いと思います。そのような人は分割で支払うことができるので安心してください!
また、学校によっては教育ローンを利用することができます。資料に書いていなくても、問い合わせれば対応してくれる学校も多いようなので一括払いが厳しい方は一度学校へ相談してみてください。
教育ローンとは通常のカードローンなどとは違い、使用用途が学費などに限られているため低い金利でお金を借りることができます。
詳しくはこちらの記事で解説しているので参考にしてください!
→通信制高校のための教育ローン講座
Q.授業料はぼったくりってよく聞くけど本当?
私立の通信制高校は高い学費を払うのにきちんとサポートしてくれない、そんな声も悲しいですがよくあります。しかしこういった意見は、きちんと学校の機能を使いこなせていない方からも多く寄せられるんです。
例えば「先生がきちんと勉強を教えてくれない!!」と不満を言う生徒はそもそも先生に質問をしていなかったり、学校になかなか行かず授業に対する意欲を見せていなかったりします。
確かにこういった状況でも対処できるのが一番いいのですが、通信制高校は基本的に自由な場所です。希望しない限り与えられない、という機能がたくさんあります。
「わからないところを訊きたいけど質問する勇気が出ない」それならまずその気持ちをそのまま先生に伝えましょう。きっと解決方法を見つけてくれます。
高い学費をぼったくりにしてしまうかは自分次第なんです!
Q.スクーリング費用って高いみたいだけど行かなきゃ駄目?
スクーリング費用は学校によって大きく異なります。
確かに、宿泊型のスクーリングで豪華な宿泊施設を使用している場合には費用も高いです。しかしスクーリングに出席しなければ単位を取得することはできません、ということは高校を卒業することもできません。
なお宿泊型スクーリングだからといって劇的に金額が高いというわけでもないんです。年間を通してたくさん登校するコースよりも、大抵短期集中型の宿泊型スクーリングのほうが年間の学費は安かったりします。
なんにしろスクーリングは必ず行かなければならないものなので、あらかじめどのくらいの金額が必要か学校に確認してみるといいでしょう。
先述したように資料には明確に記載されていない場合も多いので、直接学校へ問い合わせることをおすすめします。
リアルな公立の学校の授業料が知りたい!
では、実際に学費を見ていきましょう。
まず公立高校の場合ですが、だいたい1単位当たり300~500円というところが多いようです。
単位をどれくらいとるのかにもよりますが、1年間で1~3万円程度といったところでしょうか。
このくらいの金額ならアルバイトのお給料でも支払いができますし、自分でお金を払っていきたいという方にも安心ですね。
ちなみに岐阜県立華陽フロンティア高等学校は、1単位当たり310円という低価格で授業を受けさせてくれる通信制高校です。
1単位当たりの授業料がとっても安い!:岐阜県立華陽フロンティア高等学校 |
★岐阜県立華陽フロンティア高等学校の詳細はこちら★ |
こちらの学校は入学料も500円で済んでしまいますし、なるべく学費を抑えたいという方に是非チェックしてみていただきたいです。
公立の通信制高校は本当にこの費用で済んでしまいますからおすすめですよ!
岐阜県立華陽フロンティア高等学校の初年度納入代金
平成27年度の岐阜県立華陽フロンティア高等学校の新入学生の納入代金は以下の通りとなっています。
就学支援金制度を受給する方は、受講料を全額返還してもらうことが可能です。また、教科書代についても補助の対象と認められれば、全額または一部が後日支給されます。
受講料(1単位310円) | 28単位×310円=8,680円 |
---|---|
学習費(1科目あたり400円) | 10科目×400円=4,000円 |
入学金 | 500円 |
諸経費 | 10,535円 |
納入金額合計 | 23,715円 |
教科書等購入代金10科目分 | 26,000円 |
---|---|
体育館シューズ・スリッパ購入代金 | 3,400円 |
個人写真代金 | 500円 |
購入代金合計 | 29,900円 |
すべて合計しても5万円ちょっとという低価格です。
制服の購入などがないのも助かりますね。
岐阜県立華陽フロンティア高等学校の学費に関する口コミ
・公立の通信制高校なのでとにかく学費が安くて助かりました。公立は学費が安いからサポートがあまりよくないと聞いていましたが、特別活動として行事もよく行っていますし、勉強ではまた苦労しているようですがさほど問題はありません。通っている本人が楽しそうなのでいいかなと思います。(るちあさん・女性・43歳)
・現在フロンティアに通っていて、来年は東京の大学を受験しようと思っています。大学進学は年20人ちょっとみたいなので、なんとかその少ない人数に入ろうと自宅で自学自習を頑張っています。模試とかは普通に受けられるので、最低限の学費で最低限のサポートってかんじです。(たくまさん・男性・17歳)
私立の通信制高校の学費だって全日制高校よりも安い!
私立の通信制高校の場合は、1単位あたり6000円~10000円というのが相場のようです。
年間で見ると、だいたい20万円以上といったところでしょうか。
公立の通信制高校よりかは値段が高いですが、私立の全日制高校と比べると圧倒的に安いです。
私立の全日制高校 | 私立の通信制高校 | 差額 | |
年間の授業料 |
約69万円 |
約54万円~ |
約15万円 |
年間の総支払額 |
約287万円 | 約65万円~68万円 | 約219~222万円 |
(※総支払額とは、授業料に加えて入学金や施設費などを合わせた合計金額のこと)
また、私立の通信制高校には、タブレット端末でいつでも授業を受けることができる、自宅学習でわからないことがあったらネットで指導を受けることができる、全国どこからでも入学できるなどの大きなメリットがあるんです。
今回は、そんな私立の通信制高校の中でも超有名な鹿島学園高等学校を紹介していきます!
この学校にも、公立の学校に負けないメリットがたっくさんあるんですよ!
自分の生活スタイルに合った学習コースを選択できる!:鹿島学園高等学校 |
鹿島学園高等学校は1単位当たりの授業料が7000円となっています。
「公立と比べたら高い…」と思う方もいるかもしれませんが、この学校の充実したシステムを知ったらこの7000円が安く感じられるはずです!
鹿島学園高等学校 | 公立の通信制高校 |
★全国47都道府県どこからでも入学できる!
(しかもキャンパスが各エリアに配置!) |
・その学校がある都道府県に住んでいないと、入学できないことが多い |
★生活に合った6つの学習スタイルを用意! (週5日学校に通うものから自宅学習コース、家庭教師コース、ネット指導コースまで充実!) |
・学習スタイルが一つしかなく、学校に合わせないといけないため、自分の時間を優先できない |
★卒業率は90%以上!学習サポートの手厚さで高卒資格取得を支援! |
・平均卒業率20~30%。 |
いかがでしょうか?
これだけでも鹿島学園高等学校の教育がかなり充実していることが伝わってきませんか?
私立か公立かで悩んでいる方は、双方の学費やそれに見合ったサポート体制や行事などがあるかどうかを確かめておきましょう。
鹿島学園高等学校の初年度納入代金
鹿島学園高等学校に入学する際、初年度にかかる学費は以下の通りです。
授業料は1年に25単位とる想定で計算をしています。
なお、別途教科書代が必要となり、通学コースやオプションコース、校外学習や修学旅行に参加する場合にはまた別に費用がかかります。
入学金 | 50,000円 |
---|---|
授業料(1単位あたり7,000円) | 25単位×7,000円=175,000円 |
施設費 | 24,000円 |
通信費 | 5,000円 |
納入金額合計 | 204,000円 |
なお、就学支援金が支給された場合には、授業料が約12万円差し引いた54,700円と予想されます。
家庭の状況によってはさらに支援金が加算される場合もあるので、よく調べてみましょう。
また、鹿島学園高等学校では教育ローンの利用が可能となっています。
国の教育ローンの他にも、鹿島学園が提携している「学費サポートプラン」の利用もできるので申込手続きも簡単です。
「学費サポートプラン」の最低分納金額は6,000円から。分納方法をさまざまな選択肢から選ぶことができ、卒業後に保護者から子どもへ引き継がれる「親子リレー分納方式」などもあります。
在学中は金利のみの支払いで卒業後に元金の支払いを開始する「ステップアップ分納方式」もあるので、返済に余裕を持ってしっかり学習に励むことも可能です。
鹿島学園高等学校の学費に関する口コミ
・よく広告とかでも名前を聞く学校なので、なんとなく学費とかは高いんだろうなと思ってました。でもお母さんを説得するために他の学校と比べてみたら全然そんなことなくてびっくり。お母さんも拍子抜け(笑)進学コースに通っているので長期休暇にも早慶外語ゼミで講習を受けていますが、普通よりお得に受けられたりします。(ainaさん・女性・17歳)
・高卒免許をとろうと思って通信制高校を探したとき、グローバルコースがあるということで鹿島に興味を持ちました。英語が専門的に学べるコースって私立の通信制だとどこも学費が高いんですけど、鹿島はその中でも安くて助かりましたよー。語学研修がいまから楽しみです。(kashimaaaaさん・女性・21歳)
・いじめがあって前の学校に通えなくなって、もう全日制の頃みたいに普通の学校生活はできないんだと思ってたけど鹿島では行事もたくさんあるし、部活も制服も生徒会もあるし、普通の高校とほとんど変わらないです。(ゆうさん・男性・18歳)
まとめ
長くなってしまいましたが、みなさん通信制高校の学費の仕組みや相場について少しでもわかっていただけましたか?
ここで情報をおさらいしておきましょう!
学費が安い通信制高校
第1位 | 鹿島学園高等学校 | 190,000円 |
---|---|---|
第2位 | N高等学校 | 250,000円 |
第3位 | ヒューマンキャンパス高等学校 | 290,000円 |
第4位 | ルネサンス高等学校 | 300,000円 |
第5位 | 第一学院高等学校 | 311,000円 |
第6位 | 飛鳥未来高等学校 | 424,000円 |
第7位 | KTC中央高等学院 | 180,000円 |
通信制高校の初年度にかかる費用は、おおよそ30万円から40万円と言われています。
こちらで紹介した学校はどれも30万円以下なので、どれもおすすめです。
資料を請求したり体験授業に行ったりして、各学校の特色を掴んで自分にあった学校を選んでみましょう!
更に学費の負担を減らすコツ
今回紹介した支払いの負担を減らすコツは以下のとおりです。
1)就学支援金を利用する
2)奨学金を利用する
3)特待生を目指す
4)教育ローンを利用する
5)アルバイトで賄う
最初から学費が安い通信制高校を選ぶことも大事ですが、これだけ利用できる方法があるので、それだけで満足せずにぜひ学費全額無料を目指して工夫してみましょう!
特に就学支援金は無償での支給なので、対象となる家庭の場合は必ず手続きをしないと損してしまいます。特待生を目指すなら、前もって万全の準備を整えたいですね!
通信制高校の豆知識
1)サポート校は学習塾のようなもの
2)高校卒業には74単位が必要
3)編入・転入時に単位は引き継ぐことができる
高校卒業に必要な単位数って意外とみんな知らないですよね。
自分が今持っている単位の数を確認しておかないと、学費だけでなくいつ卒業できるかもわからないので、早めにチェックしておきましょう。
学費の相場は公立と私立でぜんぜん違う
・公立の学費の初年度合計金額はおおよそ10万円程度
・私立の学費の初年度合計金額はおおよそ30万円から
・諸費用など明記されていない金額にも注意
公立と私立では相場でも3倍以上金額が違います。
実際の安い公立高校と高い私立高校では、天と地ほどの差です。
サポートが最低限だけど費用の安い公立高校を選ぶか、費用は高くてもしっかりサポートしてくれて卒業率も高い私立高校を選ぶか…悩みどころですね。
学費と自分のこだわりを天秤にかけてみよう
安く卒業できる学校を卒業できればもちろん嬉しいですが、学費が高い学校にもそれだけの理由があります。
たとえばオンラインで授業を受けることができたり、マンツーマンの指導が受けられたり、美容など専門分野の勉強ができたり、充実したメンタルサポートのおかげで卒業率が高かったり。
こういったこだわりを優先するのか、ひたすら学費が安い学校を探して、その中でサポートを最大限に活かすのか。
自分に合っているのはどんな学校なのか家族で話しあったりして、優先すべきポイントを見極めることが大事です。
なお、学費を計算してみるときにはあらかじめ就学支援金などが利用できるか確かめて、利用できるならそれを差し引いた正確な金額で計算しましょう。
経済的に余裕ができると、それだけで将来の可能性が広がります。
また、「自分の行きたい学校はどうしても高いお金がかかるから通えない」なんて人も、すぐに諦めないでどうやったら負担を減らすことができるか考えてみてください。
筆者の母親も「昔お金があったら専門学校に行きたかったのになあ…そしたら今頃違う仕事してたかもしれないのに!」なんてたまにぼやいています。
学費は言い換えれば将来への投資のようなものです。
「この授業料を払ってこの学校を卒業することで将来の自分はどうなるのか」そんな風に考えてみてもいいかもしれませんね!