青森県立北斗高等学校の学費や口コミ・評判詳細

青森県立北斗高等学校は、青森市内にある定時制・通信制の高校です。その歴史は古く、昭和7年に母体となる学校が作られましたから、平成24年には創立80週年を迎えました。公立高校は通常は地名と「東西南北」から成り立つ名称がほとんどですが、「北斗」という名は公立高校には珍しくインパクトがあります。これは昭和31年に「青森市立北斗高校」となった時からのもので、県立になっても「北の夜空に輝く星たれ」という願いは五芒星をあしらった校名と共に受け継がれています。 さて、「定時制」というと夕方近くに登校してきて夜に学ぶ、というイメージがあります。しかし、この青森県立北斗高等学校最大の特徴は「３部制」にあります。これは、「午前部」「午後部」「夜間部」という３つの部に分かれていて、それぞれで入学生を募集しています。それぞれ授業は4時間ずつなので規定の74単位を取得して卒業するには4年かかります。しかし、３部併設であるため、時間帯が隣接する他の部の履修が可能です。つまり、午前部の生徒は２年次から午後部の授業も履修できるのです。更に、北斗高校は単位制であるため、この「他部履修」によって３年で卒業することも可能です。 以前は働きながら学ぶ人が大部分であった定時制高校ですが、今では様々な学びの有り様を求める生徒たちの受け皿となっています。そういう点で、北斗高校は色々な生徒を受け入れることのできる貴重な高校であると言えます。

参考：http://www.tosei-e.asn.ed.jp/~hokuto/