関西インターナショナルハイスクールの学費や口コミ・評判詳細

関西インターナショナルハイスクールは大阪府にある技能連携校です。卒業と同時にＮＨＫ学園高校の卒業資格を取得することになります。

関西インターナショナルハイスクールのアピールポイントは、「3年間英語にどっぷりと浸かることができる」という点です。少人数制・ネイティブ教師の授業、海外修学旅行やホームステイなどを通して生の英語を学びます。その成果もあり、生徒の4割以上が海外に赴任することができるレベルといわれるTOEIC635点以上の成績を収めているほか、大阪府の「実践的英語教育」教科事業で府の中で2位の成績を収めるなど輝かしい実績を持っています。

卒業生の3割近くが関関同立、早稲田、神戸大学などの難関大学に進学していることも特徴。全国レベルで通用する学力が身につきます。そのほかにも、アメリカやカナダ、ニュージーランドなど外国の大学へ進学する生徒も。関西インターナショナルハイスクールで学んだ英語は、さまざまな場所で生かすことができます。

将来、英語を活用して社会で活躍したい、海外留学をしたいという人におすすめの学校です。

参考：https://www.kihs.jp/

関西インターナショナルハイスクールは、4学期制で学期ごとに授業料を納入するというかたちになっています。入学金の22万円は入学手続き日に納入し、授業料13万5,000円、施設設備費の8万円、課外活動費の2万5,000円は前期Ⅰ期までの納入となっています。1年間の合計額費は86万5,000円です。

学費の納入時期が5つに分かれているため、気をつけましょう。

また、これらの学費の他に、2年次にはホームステイの費用として38万円程度の費用が必要となってきます。さらに、教科書代やTOEIC・英検などの試験のための受験費用が発生します。

学費に関しては余裕をもって用意しておく必要があるでしょう。

インターナショナルスクールは専門性が高い学校であるため、普通科の学校に比べて学費が高くなる傾向にあります。家庭の経済状況によって学費を払うことが難しいようならば、学費のサポートプランを利用しましょう。

関西インターナショナルハイスクールで利用することのできるサポートプランは、高等学校等就学支援金と大阪府授業料支援補助金です。支給される金額は各家庭の所得によって異なるので、学校側に確認しましょう。

関西インターナショナルハイスクールには学校独自の奨学金制度もあります。この奨学金はTOEICやTOEFL、実用英語の点数によって金額が変わってきます。1年生の場合は実用英語2級、TOEICの点数が550点以上、TOEFL45点以上の点数を取っていれば5,000円が支給されます。この奨学金は家庭環境に関わらず最大で2万円までが支給されます。

その他に、都道府県で行っている奨学金制度も利用することが可能です。在住している都道府県によって制度が異なるので、書く都道府県の教育委員会に問い合わせましょう。

関西インターナショナルハイスクールには、2週間のホームステイ・プログラムもあります。日頃学んでいる英語を、現地で実践することによってより深い定着を図ることができます。

2週間の滞在期間では、語学学習以外に、異文化体験、観光、サーフィン、ビーチバレーなどさまざまな経験をします。

ホームステイの他に人気のある行事が、海外修学旅行。韓国への修学旅行では、チマチョゴリを着用したりテコンドーを行うなど異文化に触れました。

修学旅行のための費用はかかりますが、その分価値観や視野も広がるプログラムです。

関西インターナショナルハイスクールは英語が得意な人しか入学できないというわけではありません。細かくレベル別にクラス分けされているほか、少人数制の授業体制なのでついて行けなくても細かく指導してもらえます。

一般のインターナショナルスクールは社会科や理科などの教科もすべて英語で行いますが、そのため、英語力が高くない生徒は、高校生として学ぶべき教科の学習がおろそかになってしまう危険性があります。一方、関西インターナショナルハイスクールでは英語と日本語、両方の言語を使って授業を進めていきます。そのため、一般的な高校に通っている人との学習にギャップを感じることもないでしょう。