札幌科学技術専門学校高等課程の学費や口コミ・評判詳細

札幌科学技術専門学校高等課程は、科学技術学園高等学校の技能連携校です。卒業すると同時に高校卒業資格を取得することができます。

教育課程では、普通科目の国語や数学、地理歴史などに加え、工業技術や情報技術などの専門科目も学びます。

専門科目では電子技術や電気技術、コンピューターシステムを学び、実社会に出た際にすぐに使える技術を身に着けます。

座学や実習の他にも年間行事は多彩です。宿泊研修やボランティア活動、科技祭、専門課程体験訪問、体育大会、見学旅行など、たくさんの行事があるので学校生活に飽きることもないでしょう。

学校には同好会もあります。アウトドア同好会のメンバーは国内のリレーマラソンに参加したりしています。学校外でも仲良くできる友人ができそうです。

参考：http://koutou.s-kagisen.ac.jp/

札幌科学技術専門学校高等課程は科学技術学園高等学校の技能提携校のため、一部の学費が2校分かかります。まず、入学金は札幌科学技術専門学校高等課程が21万円、科学技術学園高等学校が9,000円となっています。合計の入学金は21万9,000円です。こちらの学費は入学時に請求されるものです。

また、年度ごとに学納金があります。授業料のみ2校分かかり、札幌科学技術専門学校高等課程が18万円、科学技術学園高等学校が10万2,000円となっています。合計の金額は36万6,000円です。そのため、1年目にかかる学費は58万5,000円程度になるでしょう。

また、学費の他にかかる雑費として、制服・ジャージ・上靴代が約6万円、年度はじめに納入する「科技高を応援する会」の年会費が3,000円となっています。

札幌科学技術専門学校高等課程では、いくつかの入学金の補助制度があります。家庭の事情で学費の支払いが難しい人は補助制度が利用できるか確認しましょう。

入学金を免除する制度もあります。家庭が生活保護世帯である、母子世帯または父子世帯で年収総所得が400万円以下である、兄弟や姉妹が札幌科学技術専門学校高等課程に在籍している、もしくは卒業した世帯という条件に当てはまるようなら、入学金のうち10万円が免除されます。

また、高等学校等就学支援金、授業料軽減補助金の対象校です。家庭の所得に応じて支給金額が変動しますが、最大で月に3万円の給付を受けることが可能です。

札幌科学技術専門学校高等課程は資格の取得にも力を入れています。資格取得を通して実社会で役立つ技術を身につけるだけでなく、学習の方法も身につけることができます。もちろん、講師が丁寧に指導をしてくれるので、不安を覚える必要はありません。

在学中に取得することができるのは、以下のような資格です。

• ・ワードプロセッサ技能認定試験
• ・Excel表計算処理技能認定試験
• ・Accessビジネスデータベース技能認定試験
• ・C言語プログラミング技能認定試験
• ・Javaプログラミング技能認定試験
• ・情報処理技術者能力認定試験
• ・Webクリエイター能力認定試験
• ・ITパスポート試験
• ・初級バイオ技術者
• ・環境社会検定試験
• ・食品表示検定
• ・丙種危険物取扱者
• ・乙種第4類危険物取扱者
• ・第二種電気工事士
• ・消防設備士乙種第7類国家試験
• ・デジタル技術検定
• ・トレース検定
• ・漢字能力検定
• ・ビジネス能力検定
• ・実用技能英語検定
• ・電卓能力検定試験
• ・全経簿記検定

これらの資格は履歴書にも書くことができるので、就職に有利です。生徒の中には、資格を活かして電工や通信系の仕事、工務店などに就職する人もいます。中には、もっと専門知識を付けたいとして専門学校に進む人も。もちろん、高卒資格を活かして大学に進学する人もいます。

専門技術を学ぶ学校ではありますが、進路が限られてしまうことがないのが札幌科学技術専門学校高等課程の魅力のひとつです。

入試は書類審査や面接、作文のみ。学力試験に自信がなくても、しっかりと自分の気持を伝えることができれば合格することができるでしょう。作文のテーマも公開されているので、入試の前に資料を請求して確認するようにしましょう。