専修学校常盤学院の学費や口コミ・評判詳細

専修学校常盤学院は、向陽台高等学校の技能提携校です。専修学校常盤学院の3年課程を修了すると同時に、向陽台高等学校の卒業資格も取得することができます。修了時までに、国家資格である調理師免許の取得も目指しているため、卒業時には高卒資格と調理師免許の資格を取得していることになります。これらの資格の他にも、専門調理師・調理技能士、食育インストラクター受験資格、ふぐ処理師受験資格などの取得を目指します。

専修学校常盤学院は、実習をメインとした授業を行っています。一週間の中で和洋中の実習授業がそれぞれ1回ずつあり、3年間で500種類以上のレシピを学びます。また、調理場が充実しているところもポイント。第40回の技能五輪全国大会の会場になったほど、設備が整っている施設で実習を行うことができます。

有名なホテルや料亭で修行を積み重ね、料理長として第一線で活躍している人を教師に迎えているため、授業の質も一級。そのおかげか、有名ホテルなどへの就職を可能としています。料理の基礎を学んでいる卒業生は、どの就職先でも重宝されているそうです。

参考：https://www.tokiwa-college.ac.jp

専修学校常盤学院の学費は、納付金として入学金15万円、教科書・用具代で6万2,000円、合計21万2,000円が必要となってきます。これは、合格後7日以内に納付しないといけないお金です。期限が短いので、事前に準備しておく必要があるでしょう。

この他に、授業料が54万円、施設仕様費が、調理師養成科の場合7万2,000円、パティシエ科の場合10万8,000円、実習費が調理師養成科の場合24万円、パティシエ科の場合31万2,000円がかかります。授業料は、4月、9月の年2回払いです。その他、後援会費用、健康診断、校外学習、卒業式年写真などの諸経費として、調理師養成科の場合3万6,000円、パティシエ科の場合2万8,000円がかかります。

調理師養成科、パティシエ科どちらとも学費は100万円を超える見込みです。

専門的な教科を学ぶ技能提携校としては、標準よりも少し高いくらいの学費と言えるでしょう。支払いに不安がある人は、奨学金などの学費のサポートプランを利用しましょう。

専修学校常盤学院では、熊本県育英資金、熊本市奨学金などを使用することができます。これらは指定の地域に居住している人でなければりようすることができないものです。

市外・県外の人は国の教育ローンを利用しましょう。こちらを希望する人は、専修学校常盤学院の事務局へ問い合わせましょう。

なお、これらの申請手続きは入学後となっているので、納付金などは事前に用意できていることが理想です。

専修学校常盤学院で行う授業は、学校で行う食文化概論、栄養学、食品学などの座学、調理実習、総合調理技術実習などの実習に加え、合計60時間の校外学習が用意されています。この校外学習では、熊本県内にあるホテルや飲食店などの施設で実際の調理業務を経験するというもの。卒業前に調理師として働くとはどのようなことなのか、併せて調理技術や対応力を鍛えることができます。

専修学校常盤学院卒業生の就職先は多岐に渡ります。県内の熊本ホテルキャッスル、ホテルニューオータニ、メルパルク熊本、KKRホテル、クレアージュ熊本などに就職する人や、東京へ上京してなだ万帝国ホテルや銀座久兵衛、青山浅田、ホテルインターコンチネンタル東京ベイなどへ就職する人がいます。和菓子・洋菓子、ベーカリー系の就職先ですと、県内の赤い屋根のラ・タント、石窯パン工房モワソンなどを始めとするお店やディズニーリゾートオフィシャルホテルのみリアルリゾートホテルズなどに就職しています。学生時代から実務経験があり、基礎をしっかりと学んでいる専修学校常盤学院の学生は就職にも強く、高い就職率を維持しています。