鳥取県立鳥取緑風高等学校の学費や口コミ・評判詳細

鳥取県立鳥取緑風高等学校は、定時制・通信制のある公立高校です。定時制には「午前部」「午後部」「夜間部」があります。定時制では単位制を導入しており、自分の興味のある科目を選択することが可能です。通信制では日曜日に基本的に授業がありますが、仕事の関係などで登校できない生徒に対しては火曜日に授業を行っています。授業ではプロジェクターなどのデジタル機器を使うなど、生徒の関心を引き付ける授業を目指しています。卒業後は定時制・通信制ともに県内の企業に就職する生徒が多いようです。生徒が自分に合った職につけるように、キャリアアドバイザーが個別指導を行っています。自分のやりたいことが見つからないという生徒にも将来を考えるきっかけをくれるので、キャリアアドバイザーからのアドバイスには校区卒業にもいい影響をもたらすようです。

鳥取緑風高等学校では、真摯・共生・自立を教育方針として掲げており、生徒一人ひとりにあった教育を進めています。また、生徒の学力や自主性を育成することに力を入れています。仕事をしている人や、学校生活において過去につまずいたことのある生徒に対しても、スクールカウンセラーの支え、柔軟なカリキュラムや熱心な教師たちの指導が付いており、安心して学校に通うことが出来ます。学業以外の活動では、通信制高校ですが部活動があり卓球部などは全国大会に出場した実績があります。行事では春季遠足や生徒同士の交流会などもあり、充実した学校生活を送ることが出来るでしょう。

参考：http://www.torikyo.ed.jp/ryokufu-h/cari/tu/

鳥取県立鳥取緑風高等学校の学費は年間約3万5千円と、公立の通信制高校のなかでも比較的安い金額です。定時制課程と比べても約千円しか差がないので、同じ金額ならあまり学校に通わなくて済む通信制高校がいいという生徒もいるそう。教科書や体育用品の購入は必要ですが、生徒会費は通信制高校の場合には支払わなくていい仕組みです。制服の指定もないので、備品の購入はほとんど勉強に必要最低限必要な教科書などだけで済みます。しかし基本的には年間の必要経費を一括で支払うのがルールなので注意してください。

通信制高校ではアルバイトを生徒に勧める学校が多く、鳥取県立鳥取緑風高等学校でも公立高校ですがアルバイトは禁止されていません。そのため学費を自分で稼いでいるという生徒もいます。部活動に参加する場合は別途費用がかかりますが、活動は週1回程度の部ばかりなので、ジャージの購入費用や合宿の費用がかかって困ることはありません。他の通信制高校と違う点としてはPTA会費がかかるところです。年間約7千円と学費のなかでも大きな金額を占めるので気をつけてください。定時制は月額になっていますが通信制課程では3月の受講登録時に一度に支払うことになっています。

鳥取県立鳥取緑風高等学校は定時制課程と併設しているので、部活動や行事も人数が少ないなかですが意欲的に行われています。部活は軟式野球部・バドミントン部・卓球部・バレーボールの4つ。生徒が少ないので活動休止などもあるようですが、定時制課程との合同練習もできます。

また進路指導に力を入れており、進路ガイダンスを全体で行ったり、平日や長期休業中に加害指導を行ったり積極的に指導をしています。卒業生講演会では、同じ学校を卒業した先輩から通信制高校卒業後の進路についてアドバイスをもらうことができますよ。大学受験を希望する生徒に向けては学校外で模擬試験も実施しています。さらに通信制高校卒業後の進路について心配な保護者のために、PTA向けの進路講演会も行っているので、生徒が1年生のころから積極的に参加する保護者も多いようです。実際に決定する進路においても進学・就職人数は定時制と同じくらいになることが多く、通信制高校では自分の時間を有効に使いながら高校卒業が目指せます。

なお希望する生徒には鳥取県育英会が提供する学生寮の案内もしています。自分で働きながら自立した高校生活を送りたい人は寮に済むことも検討してみてはいかがでしょうか。