引きこもりからの脱却:コミケで稼ぐ!地下漫画家への道

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引きこもりからの脱却:コミケで稼ぐ!地下漫画家への道

YO!漫画大好きな少年少女達!
今日も元気に二次元と三次元の境界線を迷っているかな?

しかし今は地平線に惑っている場合じゃないぞ!
出陣の用意は万全か!?いざ夏の陣!俺らの妄想が火を噴くぜ!

夢見る俺たちにとって夏と言えばあの最大の祭り
そうコミックマーケットだが今回はコミケでの活動にも役立つこと必至な
通信制高校の情報をお届けしに来たぜ!
というわけでまずはこちらから↓

オススメ通信制高校1:北海道芸術高等学校

北海道芸術高等学校

・高校生からストーリーの作り方など漫画の技術を習得できる!
・基礎に忠実なアナログから最新のデジタルまで幅広い製作技術が身に着く!
・出版社への持ち込み企画でデビューのチャンスも!

※北海道芸術高等学校の詳細はこちらから※

一人で何も知らずに持ち込みへ行くよりは、
学校の指導を受けてからの方がまだ編集部からのフルボッコを回避できるんじゃないだろうか。
こっちだって真面目に作品を作ったんだからクオリティーを上げて少しくらいは評価を受けたいというのが本音だものな。

キャラクターは練習すればどうにかなるとして問題は背景だ。
同人漫画でも絵作りにこだわるなら背景も大事。
しかしやってみると嫌でもわかるが基礎がなってないと描けないのでこの辺デッサンとかを勉強して補強しておきたい。

俺も自分の作った設定なんかに夢中になって、
ノートに書き続け気づいたら朝になっていたという事もザラにあった。
ギターもやってたから歌詞にして歌を作ってみたりしたこともありました(照)
ノートに書いた設定に沿って漫画を描いたこともあるんだが、
俺はその漫画をコミケで売ることにした。

(当時の画力こんなモン。オレはもう何を晒しても怖くなくなってきたぜ)

一応知らない人のために説明するとコミケっていうのはコミックマーケットの略称で、
世界最大の同人誌即売会のことです(なぜか敬語)
要するに自分で作った本やグッズを売るイベントだ。

学生当時から俺はギターを弾いたり音楽の創作活動をする他にも、
マンガ・アニメ・小説・映画といった文科系趣味にどっぷりとハマっていた。
当然オタクまっしぐらだったわけだが

当時のバカな俺はオタクだとバレたらモテないと思って学校では必死に隠していた(笑)

そんな俺がなんでまたコミケに本を出そうかと思ったかというと、
コミケで大手サークルを目指せば食っていけるんじゃないかと思ったわけだ。
ネットでも同人活動で年収1000万以上稼ぎだしている奴がいるという話を見つけて俺はびっくりした。
コミケに出ている作家ってそんなに儲かるイメージ無いだろう。
俺もそうだ。自費を本を出すとは言えあくまで原作にぶら下がった下位作家というイメージだった。
しかし実際のところはプロの漫画家もコミケに同人誌を出している。
しかも漫画家として名前を売っている分即完売するそうだ。

で、話はちょっと戻るんだが夜なべしてノートに書き綴っていた自分の設定が可愛くて仕方ないわけだ。
それにこれはゼッテエおもしれえ!と思っていた。

俺漫画の才能あるかもしれない……

サラリーマンにならなくても漫画で食えるかもしれん。そうなったらサイコーじゃね?
それに名前が売れればむしろオタクであるという事が評価されるって美味しすぎるじゃねえか!

まさに才能の勝利だろ。間違いねえ!これならありのままの俺を受け入れてもらえる!
そう思った俺は早速原稿にとりかかることにした。
しかし設定を書き溜めることについては慣れているとはいえ、
実際に原稿用紙にすら触ったことが無かった俺。
まず何からすれば良いかわからなくて途方に暮れたが、
ネットを駆使して貯金を崩して道具も揃えて四苦八苦しながら描き続けた……
んだが出来上がった現行はお世辞にも上手いとは言えないクオリティーだった(涙)
この経験を通して学んだ俺が漫画初心者の諸君に言っておく。

素っ裸で勝負に出るよりまずはもっと力量をあげてからでも良いだろ……(震え声)

勢いも良いが後悔する前に練習はちゃんとしておいた方が良いよマジで…

最近の同人ではグラフィックソフトを使って漫画づくりをするのが定番だ。
やっぱり時代はデジタルだろ!ということでこんな学校も見つけた。

オススメ通信制高校2:鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校
・少人数制で絵を描く基礎から学ぶことができる!
・アニメ・マンガ業界のプロ講師による充実した授業が受けられる!
・アニメーション/マンガ/3DCGまで最先端の描画技術を学べる!

グラフィックソフトがあれば一人でやるより遥かに速いスピードで原稿を仕上げることができるんだ。
何よりデジタルなら失敗してもやり直せる!(切実)
これを学校で使えたら同人活動の時も便利だよな。
自分で買うと言っても安いものじゃないから試しに使ってからの方が安心だし。

漫画づくりに行き詰ったちょうどその頃俺のクラスには漫画を描くのが趣味だという事をカミングアウトしていた奴がいた。
それがA部君だった。
それまでA部君とはほとんど話した事が無かった。
ほぼはじめまして状態のようなものだから急に話しかけてきた俺にA部君は戸惑っていた。
まあ当然だよな(笑)
それでも俺は勇気を出して漫画を描くにはどうしたら良いか教えてくれ!と頼み込んだ。
(注目を浴びたいという薄っぺらい動機はもちろん伏せたw)

用件を知ってそれが聞きたかったのだと納得したA部君は快く俺の話に応じてくれた。

さらに気の良いA部君はこんな話もしてくれた。

A部君(以下A)「俺さ編集部に持ち込みに行ったことがあるんだよね」

俺「持wちw込wみww勇者すぎるwwで?で?どうだった?」

A「結論から言うとフルボッコされたwww」

俺「うわマジか」

A「担当者の性格にもよるんだろうけど俺の漫画を見た人はキッツイ人だった。
初心者にも容赦ないwでもプロからの視点でのアドバイスをもらったから、全くのムダじゃなかったよ。
なるほどと思える事いっぱいあったし、自分の知らなったことたくさん教えてもらえたしな。
ぶっちゃけ言ってもらえないと素人にゃマジでわからんわって事ばかりだった」

俺「その人に担当になってもらおうと思わなかったの?」

A「言ってる事は至極まともだしちゃんとアドバイスしてくれる人だったけれど、相性っていうの?
なんとなくさ俺の作風が好きじゃないなってカンでわかったんだよ。
技術は後で追い付くとしても俺の描き方好きになってくれない人と組んだってしょうがないなって思ったの」

こんな話聞いた後の漫画初心者がいきなり編集部に殴り込みに行く勇気など無かった(笑)

そういう事もあってまずはコミケで自分で本にして売ってみようとしたというわけ。
だってせっかく描いたしな!このままゴミ箱行きにするのは無念過ぎ(涙目)

これから学生しながら同人活動を目指す人にとって、俺のこの黒歴史という名の青春の思い出が少しでも参考になる事を願っているよw
ちなみに今回登場してもらったA部君だが漫画の仕事を取りながらなんだかんだ漫画を続けている。
そしてナカタ少年もここからイベントの楽しさを知って、どんどんオタクの沼にハマっていくんだけどな!ww

妄想だろうが自己満足だろうが要は楽しんだモン勝ちなのさ!祭りみたいにな!

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