通信制高校の受験料と入試まで

通信制高校の受験を考えているみなさん！

受験をする際に気になるのが学費ですが、学費とは別に入試に申し込む際には「受験料」が必要です。

「入学検定料」と呼ばれる場合もありますが、入試の際にかかるこの受験料はどのくらいかかるのでしょうか。

入試までの流れもご紹介します。

通信制高校を受験するときにかかる費用はいくらくらいなのでしょうか。

もちろん学校によって検定料に差はあります。なお全日制高校では安い学校は2万円以下、高い学校は3万円超え、平均価格は約2万2千円となっています（平成27年度の東京都調査より）。

受験料については通信制も全日制もあまり変わらないとされていますので、このくらいの金額を通信制の受験料においても目安にしておくといいでしょう。

もしかすると少し高いと感じる人も多いかもしれませんね。

人気校を比較！

しかし相場がどうとか平均がどうとか言うよりも、実際にある学校の受験料を比較してみたほうがわかりやすいですよね。

そこで通信制高校プラザで人気がある学校をいくつかピックアップして、その受験料を比較してみましょう。

入学検定料は1万円と設定している学校が多いですね。

N高は2017年から通学コースも開校されるとのことで大変注目されている通信制高校ですが、受験料は比較的安いことがわかりました。

全日制高校よりも少しだけ安めに受験できる傾向にあります。

なおインターネットで願書提出・面接までできる学校もあります。この場合、願書の郵送料や面接の際の交通費まで省けるのでかなり安く受験することができます。

入学検定料を比較した各学校をチェック！

→鹿島学園高等学校

→松陰高等学校

→ルネサンス高等学校

→KTC中央高等学院

→角川ドワンゴ学園N高等学校

支払うタイミング

受験料は基本的に試験を受ける前に事前支払いが必要です。

稀に、受験日に現金で支払いをする学校もありますがかなりレアなケースとなります。

複数校受験を予定している場合早めに用意しておくといいでしょう。

支払い方法

支払い方法は銀行振込の場合が多いです。

たとえば鹿島学園高等学校の場合は、定められた払込用紙を利用して郵便局窓口で払い込みをし、その際の受領書を願書の裏に貼り付ける形で受験料支払いの証明をします。

受験料について紹介しましたが、そもそも通信制高校の受験って何をするんだろうと思う人もいると思います。

通信制高校は全日制高校と違い、入学試験がある学校はほとんどありません。

ほとんどの学校が【書類選考・面接】のみで入学試験を実施しています。そのせいで全日制より受験料も安くなるのかもしれませんね。

新入学の場合の受験内容について詳しくは以下の記事も参考にしてください。

入学試験を受けるまでにはいくつかのステップがあります。

もしも時間がない場合には願書提出さえすれば試験を受けることはできますが、通信制高校プラザでは以下の3つのステップをおすすめしています。

ステップ１）各校へ資料請求・問い合わせ

インターネットなどで気になる通信制高校があったらまずは資料を請求するか、その学校へ問い合わせをしてみましょう。

資料請求すると公式パンフレットが届きます。なかにはもちろん、受験料を含めた入学試験の詳細が載った資料も入っています。

資料にはホームページには載っていないたくさんの情報が掲載されているので見ているだけでも面白いです！

→通信制高校プラザの資料請求の流れ・よくある質問

ステップ２）学校説明会または個別相談会へ参加

資料を請求して、さらに入学したい気持ちが増したところで今度は実際にその通信制高校へ1度足を運んでみましょう。

受験料や学費についてのわかりにくい部分も、入学事務局スタッフや先生に直接聞くことができるので安心です。

試験の突破方法なども聞けちゃうかもしれませんよ！

ステップ３）願書提出

入学したい通信制高校を1校に明確に搾ることができたら遂に願書の提出です。

願書は各校指定のものを利用しなければなりませんが、学校説明会や個別相談会で受け取ることができます。

最近ではインターネットで願書を提出できる学校も増えているので案外簡単に提出することができますよ。

通信制高校の受験料と入試までのステップを詳しく紹介しました！

通信制高校は新入学の場合、願書は2月・3月まで受付をしている学校も多いです。

2月に入って受験する学校が決まっていないと焦りも出てくるかもしれませんが、あまり焦りすぎず今回ご紹介したステップに沿って進めば学校選びにミスが起こりにくいですよ！

費用面ばかり気にしてしまいがちですが自分に合った学校はどこか、複数の学校を比較してしっかり検討してもらえれば嬉しいです。