通信制高校の卒業式!時期や服装、全部教えます! 2020.05.19
全日制高校とは違い、通信制高校はシステムが多様。だから卒業式も色々とどうしたら良いのかがわからない…そんな方々に、様々な要素を網羅した情報をお届けします!
そもそも通信制高校って卒業式あるの?
通信制高校には様々なタイプやコースがあり一概には言えないのですが、卒業式があるところは確実に一定数あります。そのため、卒業式があるかどうか前もって調べておく、または担当者の方に聞いてみることをおすすめします!全国にではなく、一部の地域に入学者を限っている通信制高校では卒業式をやることが多いかもしれませんね。
卒業式の時期
全日制高校は3期制なので3月に行われることが多いですが、通信制高校は2期制を採用する学校が増えており、3月に加えて9月に卒業式があることもあります。
大学や専門学校への進学をしたいと考えている方は3月に合わせる事が多いですが、単位を取りきれば早めに9月に卒業することもできます。
卒業式後に授業がある場合も
前述のように卒業には単位の取得が関わってくるので、取得の速度には個人差がありますが、9月に合わせると10月に入学する方が多いと思います。その場合、その期間の全体の生徒数は減ります。しかしその分生徒同士がアットホームな雰囲気を築きやすく、卒業式もそんな和やかな雰囲気になりそうですね!また卒業式後の授業の出席して単位を取る生徒もいるようです。
しかし、9月に卒業する場合、海外ではなく国内での進学を考えるのならば、半年間の過ごし方は重要になってきます。国内の大学は一般的に春入学としてプログラムを組んでいるからです(海外では秋入学が圧倒的に多数を占めます)。受験対策が必要な場合は、予備校やサポート校に通うのがよいかもしれません。
在校生の出席
基本的に在校生が出席するかどうかは自由です。出席するのであれば下に書いたような服装をしていくのがベストでしょう。
服装ってなにが良い?
やはり一番気になるのは、どんな服を着ていけば良いのかということです。変に自分だけ違う服装をしていったら、浮いているかどうか絶えず気になってしまいますよね。服装のせいで式典に集中できなくなってしまうのは避けたいところです。
生徒さんの服装
学校によって違いますが、通信制高校の多くは決まった制服がありません。通信制高校の制服がある場合はもちろん制服を着ていくのが良いでしょう。また、全日制高校に通われていた場合はそちらの制服でも良いですね。
一般的なのはスーツです。服装を指定されていない場合は、式典の場ですので、節度のあるスーツの着用がもっともポピュラーです。礼服や袴も問題はないでしょう。
私服を着ていくなら
私服を着ていかれる方もいますが、上のような服装がベターです。もし私服を着ていきたい場合は、落ち着いた色合いであること、ジャンルはオフィスカジュアルを心掛けましょう。男性の方はジャケットやカーディガンに襟付きのシャツ、チノパンなどが好ましいでしょう。女性の方はカーディガンやブラウス、膝丈のスカートやパンプスなどが良いでしょう。いずれにしても普段着とは区別したほうが式典に沿った服装になります。
入学式では服装の自由度はもっと高かったかもしれませんが、卒業式はより正式だと考えて服選びをしましょう!
親御さんの服装
通信制高校とはいえ、卒業式に参加する親御さんがほとんどです。お子さんの晴れ姿を見ておきたいのは親御さんに共通する心理ですよね。
生徒さんの服装については、通信制学校それぞれの理念などによって要求が違うかもしれませんが、親御さんはやはりスーツや礼服のような服装をしていかれる方が殆どのようです。これは全日制高校と同じと言えますね。
具体的にやることとは?
主には通信制高校であっても全日制と変わらないと思っていいでしょう。まずは、卒業証書の手渡しがあります。卒業証書は校長先生が発行し、式で直接生徒に手渡しされます。他には来賓からのお祝いの言葉や、在校生からの送辞、卒業生の答辞などがあり、卒業歌も歌われるようです。
全日制ではこれら練習が前もって行われますが、通信制高校でも卒業式があるのであれば、練習が行われることは多いようです。面倒だと思われるかもしれませんが、式典の成功には欠かせない段階です。それに、歌の練習などはやってみたら意外と楽しいものです。
通信制高校の卒業証書について
通信制高校の卒業証書も全日制のものと同じ、高等教育過程の修了を証明するものです。失くさないように大事に保管しておきましょう。就職時に提示を求めてくる会社や、その他様々な手続きをするときにも要ることがありますのでとても重要ですよ!
まとめ
通信制高校の卒業式についてはおわかりいただけたでしょうか?少しでも、不安だった方の助けになれば幸いです。
もしわからないことがあれば、学校の方に連絡をしていただくか、資料を請求してみてくださいね。
卒業式をきっかけに一歩前へ踏み出せることを願っています。