進路から選ぶ通信制高校:声優編 2015.07.21
アニメ・ゲームに命を吹き込む「二次元の創造者」、それが声優というお仕事。
しかし、「アイドル声優」の台頭によって、今では毎年1万人以上の声優志望者が各学校を卒業してくるような「超人気職業」の1つとなっています。
声優業界はずっと群雄割拠の戦国時代状態。
そんな激戦区をかき分けて生き抜くためには「まずは高校を卒業してから養成所に入って…」なんて呑気なこと言っていられません!
どうすればいいのかって?答えは簡単!
声優の勉強が出来る高校に入ってしまえば早いのです!!
おすすめの学校を手っ取り早く知りたい方はこちら
→声優を目指すのにぴったりの通信制高校5校まとめ
声優に高卒資格って必要?
先ほども書いた通り、今は年間1万人以上の声優の卵が生まれています。
その内、声のお仕事だけで生活できている人は0.1%未満だといいます。
1万人デビューしても声優としての仕事だけをしていられる人は10人以下。
残りの9990人はアルバイト等をしながらチャンスが巡ってくるまで食らいついていないといけません。
しかも「去年の9990人」や「一昨年の9990人」がいるので実際何万人いるのか把握出来ません。
そしていつどんな時にオーディションのチャンスが舞い込むか分からないので、
突然バイトを休むことが重なってクビになるというのも「売れない声優あるある」の1つ。
アルバイトですら続けるのが困難になりかねない中で、
さらに「最終学歴が中卒」では雇ってもらえる先が限られてきてしまいます。
そうならないためにオススメなのが、こちらの学校!
声優になるための実践的な勉強を重ねながら高卒資格も取れる一石二鳥手法です。
ただ単に夢を追いかけるだけでなくちゃんと将来のことを見ているというアピールもすれば、
ご両親からの了承ももらいやすくなるのではないでしょうか?
オススメの通信制高校その1:鹿島学園高等学校 |
★少人数制の授業だからきめ細やかな指導を受けることができる ★アミュー ズメントメディア総合学院の講師など実力派講師が直接指導 ★業界への強いネットワークや提携により生徒の夢を全力サポート |
通信制高校を選ぶメリット
では、親御さんから「それなら普通の高校に通いながら養成所に通えばいいじゃない」と言われたらどうしましょうか?
通信制高校で学ぶメリットをきちんとアピールしましょう。
まず1つは「学校側の応援の度合いが違う」という点です。
大人は「数字」に弱い生き物です。それはきっとお父さんやお母さんの方がよくわかっていると思います。
全日制高校にとっての一番の「実績」は、「有名大学合格者数」ですが、声優コースのある学校にとっての「実績」は、「声優プロダクション所属者数」や「作品出演者数」などです。
あなたが夢に向かって頑張ることそのものが学校にとっても「目標」の1つなのですから、当然あなたを応援してくれる本気度が違ってきます。
次のメリットとして、養成所と違ってふるいにかけるところではないというものがあります。
養成所は通っている人全員をプロにするところではありません。
一番プロへの道に直結しているからこそふるいにかけて「向いていない子には諦めさせてあげるのも仕事の内」という側面があります。
「声優になりたい」という夢の種の内から芽が出そうな子をピックアップしていかなくてはいけないので厳しい世界です。
その点通信制高校にはそんな役割はありません。
いきなり養成所に入ってあっという間に振り落とされてしまうより、まずは心構えをしっかり作っていくという段階から入るのもアリではないでしょうか。
オススメの通信制高校その2:ヒューマンキャンパス高等学校 |
★大手プロダクションと提携しているからデビューチャンスが多数 ★憧れの有名声優から直接指導 ★サポート体制が充実しているから多くの方がデビューできている |
同じ夢を持った友達が出来る!
「同じ夢を持った仲間を作りやすい」ということ。これは非常に大切なポイントです。
全日制高校に通っていてアニメや漫画が好きだという友達は作れても、
本気で声優になろうとしている人がいるかどうかはかなり一か八かです。
時には励ましあい、時にはライバルとして切磋琢磨しあえる友達。
スポーツ選手を目指す子なら部活動の中で比較的容易に見つけられるものですが、
声優という仕事を目指す場合にはなかなか見つけられる場所がありません。
かけがえの無い青春時代の友達を見つけられるかもしれない。
この可能性はかけてみるべき価値があるものです。
オススメの通信制高校その3:日本ウェルネス高等学校 |
★各分野にプロが指導するから未経験でも大丈夫 ★プロ作詞家・作曲家・ボカロマスターによる、作詞・作曲講座まである ★ボイスドラマのライブステージにてプロ声優と共演することができる |